警察官のボーナスステージ? 今年も『交通安全運動』スタート

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今年も9月21日から30日まで『秋の全国交通安全運動』が始まる。

期間中は、子どもと高齢者を始めとする歩行者の安全確保や、夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶、電動キックボードなどの交通ルール遵守の徹底、二輪車の交通事故防止などに重点が置かれるという。

全国の道路で警察官による取り締まりが行われるが、そもそもなぜこの時期に行われるのだろうか。

「全国交通安全運動の期間は基本的に、春は4月6日から、秋は9月21日からそれぞれ10日間と決められています。秋に実施するのは、夏に比べて日暮れが早くなり、事故が起こりやすくなるからです。また、年末に向けて交通事故が増えるため、注意を促す意味もありますね。〝秋の日はつるべ落とし〟と言われるように、この時期はあっという間に日が落ちて暗くなってしまいます。ライト点灯やシートベルトの未装着などが重点的に取り締まられるでしょう」(交通ジャーナリスト)

一方で、少なからず指摘されるのが、警察官の姑息な取り締まりだ。物陰に身を潜め、ドライバーが違反した瞬間に飛び出してきて違反切符を切るなどの行為に、辛酸を舐めたことがある人もいるだろう。

くれぐれも車の運転には気を付けよう!

そういった経験のあるドライバーはやはり多いようで、ネット上には

《一時停止の標識に気がつかずに走り抜けてしまったら、いきなり警官が飛び出してきてひきそうになった。いやいや、あんた目の前で見てたなら違反する前に注意しろよ!》
《いつも通る道でかならずといっていいほど、警官が物陰に身を潜めてる。堂々とドライバーに見えるような位置に立ったほうがいいと進言したら、こちらの方が周囲を良く見回せるとのこと。言い訳がましくてイラついたわ》
《警察官もノルマがあるのはわかるけど、だまし討ちのような取り締まりは本当に止めてほしい。事故よりも売り上げがあがればいいのかとと毎回疑問に思う》
《下り坂で速度取り締まりやってる。さすがにそれはないだろ~》

など、さまざまな疑問の声が聞こえてくる。

ドライバーの言い分も大いに理解できるが、何より違反をしないことが一番重要だ。警察官が取り締まりを行なっている場所は、それだけ事故が多発しているということ。〝危険〟を察知したら、周囲をよく見て、くれぐれも交通ルールを遵守して走行したい。

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