位置情報共有アプリ『Zenly』サービス終了に騒然「消えたら泣く、ぴえん」

(C)Andrey_Popov / Shutterstock

若者世代を中心に人気の位置情報共有アプリ『Zenly(ゼンリー)』が、突然サービス終了を発表。発表は一度撤回されたものの、再度「終了告知」が通達され、利用者から悲しみの声が続出している。

同アプリを運営する『zenly japan』は、9月1日に公式ツイッターで《数カ月後に提供を終了いたします》《#サービス終了突zenly》などと投稿。

後日、該当の投稿は削除されてしまったが、14日に改めて《zenlyは、近い将来サービス提供を終了する予定です》《具体的な日程については、必ず事前にご案内しますので、今しばらくお待ちください》と告知した。

「中高年世代には馴染みのない『Zenly』ですが、若者にはなくてはならないアプリとして有名です。主に友だち同士やカップルがリアルタイムで〝位置共有〟をするために使用されており、メッセージアプリ『LINE』と並ぶほどのコミュニケーションツールとして親しまれていました」(スマホライター)

アプリの終了に絶望…若者たちの悲しみの声

「Zenly」の終了に対して、若者層からは、

《ぜんりー消えたら泣く、ぴえん》
《彼氏の浮気調査に大変役立ちました。お世話になりありがとうございました》
《友だちや彼氏が、ちゃんと家に着いたとか、LINE返ってこないのは充電がないからとか確認出来て、ほんとに便利だったのに…》
《お願いだから早く消して欲しいです。強制的にインストールさせられて家族にいつも監視されてます。明日にでも消して欲しいくらい》
《無理です。Zenlyなしで生きていけません。好きな人がどこにいて何をしてるのか知れなくなると、考えるだけで寒気がします》

など、さまざまな反響コメントが寄せられている。

「恋人や家族、友達の監視に一役買っている位置情報共有アプリですが、思いがけない事件を引き起こしてしまうことも。8月13日に発生した北九州母娘刺傷事件は、被害者少女と容疑者が位置情報共有アプリで繋がったことが、事件発生の原因だったというウワサもあります。果たして同アプリ終了の裏には、それらの事件も関係しているのでしょうか」(同・ライター)

人によって意見はさまざまだが、ユーザーから求められ続ければ、いずれまた似たようなサービスが出てくるかもしれない。

【あわせて読みたい】