男性の脱毛ブームにイケメン俳優が警鐘? 横浜流星も疑問視「しょうがない」

横浜流星 

横浜流星 (C)まいじつ 

〝ヒゲがない方がかっこいい〟として、世間に広まる男性の脱毛ブームに、かっこいい男の代表である俳優界から続々と異論が上がっている。

9月7日、斎藤工がパーソナリティを務めるラジオ番組『TAKUMIZM』(bayfm)にて、「男性がみんな脱毛していくって現象」に言及。

「俳優さんも『ツルツルにしてます』って人も多い」と明かし、男性俳優の脱毛率が高くなっていることに触れる。

だが、斎藤は「今、本当、ツルツル方向に行ってるじゃないですか。世の中が」と、この風潮に物を申す。「僕なんか、宣材写真見ていただいたら分かると思うんですが、bayfmの写真もそうかもしんないですけど、ヒゲありきなんですよ!」「現在で言うと、これムダ毛なんですよね」と、自身が存在否定されたかのように嘆いた。

また、永久脱毛している俳優たちを、「時代劇とかどうするんだろうな。つけヒゲとかも、つけるノリとか痒いし」と心配。演技の仕事をしていると、役柄が狭まってしまうのではとの懸念も示している。

イケメン俳優も警鐘! 脱毛はやめるべき?

こうして一石を投じた斎藤だが、同様の意見は別のイケメン俳優からも上がっている。

17日、横浜流星が自身のインスタグラムで生配信を実施。この日は黒髪にヒゲというワイルドな風貌で、ファンからもさまざまなコメントが寄せられる。すると、横浜はこれに「ヒゲはしょうがないでしょうよ。生えますよ」と発言。「もちろんテレビに出る時とかは剃りますよ? でも、みなさん僕がいくつか忘れてますか? 26歳の男を想像してみてください。生えるでしょヒゲ」と続け、やや苛立ちを見せる。

脱毛しない理由については、自身は美意識が高くないとキッパリ。また、「ヒゲが無くなることによって、役の幅が狭まるので。それは良くないでしょ、役者として」と、斎藤と同じ見解を示すのだった。

「〝毛が無い方がいい〟という風潮で得をしているのは美容業界。脱毛をするのは『流行りに流されているリテラシーレベルの低い人間です』と自己紹介しているようなもの。性的役割の観点でも男は男らしくあるべきなので、脱毛というのは『可処分所得を高額な施術に当てて他の消費を押し下げ』『ナヨナヨした男性の増加で誤ったジェンダー観を広める』といった、百害あって一利なしの行為です」(美容ジャーナリスト)

十数年後、果たして世の中はどちらに傾いているだろうか。

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