『ガリレオ』新作ドラマが安倍元首相銃撃事件を想起?「リンクしすぎ…」

福山雅治 

福山雅治 (C)Matteo Chinellato / Shutterstock

9月17日に、『ガリレオ』シリーズの完全新作SPドラマ『ガリレオ 禁断の魔術』(フジテレビ系)が放送された。その内容に一部視聴者から、「安倍元首相銃撃事件に似ている」といった感想が寄せられているという…。

「禁断の魔術」は、16日に公開されたシリーズ9年ぶりの映画『沈黙のパレード』の4年前に起こった事件を描いた完全新作。

福山雅治演じる帝都大学の准教授・湯川学の元に、刑事の草薙俊平(北村一輝)と部下の牧村朋佳(新木優子)が訪れるところからスタートする。

ある事件の被害者・長岡修の部屋から、奇妙なメモリーカードが発見されたことをきっかけに、草薙と牧村は湯川の元を訪れた。草薙が湯川にメモリーカードを見せると、湯川と助手の栗林宏美(渡辺いっけい)の表情が一変。湯川は「犯人ではないか」と疑いをかけられつつ、事件の捜査に関わっていく、という内容だ。

「今回のドラマには、安倍元首相銃撃事件を想起させる内容が含まれていました。それは政治家や家族に自分の人生を壊され、恨みを持った秀才が綿密な計画を立て、お手製の銃を作成。殺人に手を染めていく、といったもの。安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の犯行動機や、元首相を銃撃するといった蛮行が未だに世間を賑わせる中で放送されたため、やはりさまざまな反響がありました」(芸能ライター)

犯人がお手製の銃で政治家を…

安倍元首相銃撃事件との類似点が多かった同ドラマに、視聴者からは、

《内容が安倍元総理の殺害事件を連想させない?》
《安倍元総理が自作銃で殺害されたのに、ガリレオでも同じようなこと取り扱ってる…。これは不謹慎じゃないかな》
《誰が見ても安倍元総理の事件を思い浮かべてしまうだろうに、フジテレビ側はよく放送したなあ》
《秀才クンが周りに恨みを持って、自作で銃を作って実験を重ねて…というのは珍しい話ではないけど、やっぱり重なって見えちゃうよね》
《政治家を手製の銃で…。流石にリンクしすぎて恐ろしかった》

といった感想が上がっている。

「同作で新キャストとして登場した牧村役の新木は、宗教法人『幸福の科学』の信者であると報じられたばかり。『週刊新潮』のインタビューによると、〝事務所には迷惑をかけない〟という話でまとまっているようですが、キャストといい、ストーリーといい、安倍元首相銃撃事件にまつわる不思議な巡り合わせを感じます」(同・ライター)

原作となった小説『禁断の魔術』は、2015年に発売されたもの。撮影も銃撃事件の前に始まったといわれているが、どうしても重ねざるを得ない。事実は小説より奇なりということだろうか…。

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