『家庭教師のトラコ』最終回がクソ過ぎて台無し「どうしてこうなった…」

橋本愛 

橋本愛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

9月21日、橋本愛の主演ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)の第10話・最終回が放送された。〝また〟最終回が放り投げられたと話題になっている。

根津寅子(橋本)は「どんな志望校も合格率100%! しかも授業料はお任せ!」という伝説の家庭教師。

彼女に依頼したのは、30代、40代、50代と、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親たちだった。寅子は説教もしないし、難しいことも言わない。ただ、世の中にある現実を子どもたちに見せるだけ。しかし子どもたちは、いつの間にか「正しいお金の使い方」を知ることになる…。

最終回では、これまで冷たい空気を放っていた寅子が超キャラ変。そこら辺の人間と同じになり下がってしまい、うまく問題解決ができない、人に気を遣って決断力が鈍ってしまう、人並みに感動して涙…といった姿を見せた。

そして最後のシーンでは、これまで寅子と出会った人々がそれぞれ、空に向かって「トラコー!」と叫んで終わり。特に寅子は死んだわけでもなく、北海道に転勤しただけだ。

「今のところ、今期最低最終回」

寅子のキャラ変は一応フリがあったが、それでもやはり急すぎる。また、唐突な叫び、よく分からないけどみんなハッピーエンドになった…というやっつけ感に、視聴者からは

《どうしてこうなった…》
《はぁ!? やめてやめて! マジさむい! なんか恥ずかしいドラマ…》
《意味が分からん》
《いい話風にまとめるなよw》
《最初から最後まで謎につつまれた変人家庭教師路線の方がおもしろかったかもな。無理に感動系にされた感》
《どうした、なんか最終回まとまらなくて脚本がやけくそになってない?》
《今のところ、今期最低最終回》

といった呆れ声が殺到している。

「脚本を担当しているのは、ベテランの遊川和彦氏ですが、2020年放送のドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)でも、全く同じような最終回でした。これまでのことがウソのように皆いきなり幸せになり、《とんだ茶番を見せられたな…》《なんだこれ》《ハッピーエンド希望だったけど、こんなんじゃない!》といった声が上がっていたのです」(芸能記者)

やはり遊川氏の作品は、最終回の1話手前で終わるのが正解のようだ。

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