日テレの夏ドラマ3作が全滅! 視聴率“トリプル爆死”の原因は…

永瀬廉 

永瀬廉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

つい数年前までは、絶対的な視聴率王として君臨していた日本テレビ。しかし、ドラマが大爆死して、見るに耐えない状態になっているという。

7月期、日テレは橋本愛主演の『家庭教師のトラコ』、林遣都と仲野太賀がダブル主演する『初恋の悪魔』、『King & Prince』永瀬廉が主演の『新・信長公記 ~クラスメイトは戦国武将~』の3本をプライム帯に放送した。

「『家庭教師のトラコ』は、水曜ドラマ×脚本・遊川和彦氏の〝必勝パターン〟で数字と話題性を狙いに行った一作。『初恋の悪魔』も人気脚本家の坂元祐二氏に加えて、林遣都×仲野太賀×松岡茉優×柄本佑という演技派カルテットで、ドラマファン歓喜の組み合わせ。そして『新・信長公記』は、最近流行の〝バカドラマ〟枠。3作とも、十分に引きはありました」(芸能記者)

4.7%、3.6%、3.2%の大爆死

しかし蓋を開けてみれば、3作全てが大爆死。最新の世帯平均視聴率は『家庭教師のトラコ』が4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、『初恋の悪魔』が3.6%、『新・信長公記』が3.2%というとんでもない並び。今期はドラマの視聴率が軒並み悪かったと言われているが、そのイメージはほぼ日テレのせいと言ってもいいだろう。

「日テレはドラマ作りにおいて、断トツで企画力がない。刑事モノ連発で手堅く数字を追及するテレビ朝日、放送枠それぞれに王道・恋愛・社会性と色を付けて固定ファンを獲得しているTBS、数字特化・内容特化・挑戦性特化の3枠をバランスよく作っているフジテレビに対して、日テレのなんとなく感はすさまじい。ガワだけそれっぽく作るという感じは、まさに日テレバラエティー番組と同じです。『女芸人No.1決定戦 THE W』や『エンタの神様』を作ってしまうセンスがドラマにも溢れています」(同・記者)

10月期は、評価を覆す作品を見せてほしい。

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