『ONE PIECE』イムがウラヌスを起動!? 天竜人の神聖な数字「16」との関係も

『ONE PIECE』イムがウラヌスを起動!? 天竜人の神聖な数字「16」との関係も

『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)

漫画『ONE PIECE』の世界において、もっとも大きな謎とも言える「古代兵器」の存在。9月20日発売の『週刊少年ジャンプ』42号に掲載された最新話では、古代兵器の1つ、ウラヌスをめぐる考察が盛んに行われている。その描写から、天竜人の“とある秘密”も垣間見えるようだ。

※『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

第1060話『ルフィの夢』では、これまで消息不明になっていたサボが、革命軍の仲間に通信を行う。そこでサボは「聖地マリージョア」にある「虚の玉座(からのぎょくざ)」に言及しようとするのだが、その瞬間に「ルルシア王国」ごと壊滅させられてしまう…。

「ルルシア王国」を襲ったのは、突如として空から降り注いだ16本の光の柱。読者の間では、この攻撃こそが古代兵器・ウラヌスによるものだと予想されている。

さらに攻撃が行われた際、イムらしき存在が地図上の「ルルシア王国」に×マークを書いている描写も。イムは世界政府の最高権力者という立ち位置だが、ウラヌスは彼が操ることができる所有物なのかもしれない。

そこで気になるのが、ウラヌスの正体。今回の描写を見るに、ウラヌスは天空から地上を一方的に攻撃できる兵器だと思われる。そんな設定にヒントを与えるのが、表紙連載「エネルのスペース大作戦」で描かれた謎の壁画だった。

同連載では、月にいるエネルが、古代人が描いた壁画を発見する。壁画の内容は謎めいているのだが、読者の間では「古代兵器を示したもの」だと考察されてきた。海生生物のようなポセイドンや、戦艦であるプルトンを思わせるものが描かれていたからだ。

さらに注目すべきは、空の位置に“巨大な球体”が描かれていたこと。これこそが空を司るウラヌスである…という考察が盛んに行われている。

さらに「エネルのスペース大作戦」の壁画には、匂わせぶりな要素が隠されていたのだ。

ウラヌスの正体と「16」に隠された謎

壁画をひっくり返して見てみると、巨大な球体は麦わら帽子の形にそっくり。すなわちウラヌスとは、空中に浮かぶ麦わら帽子のような装置なのかもしれない。また以前、パンゲア城にて「巨大な麦わら帽子」が発見されていたが、これをウラヌスの起動キーと解釈する説もある。

他方で、ウラヌスは天竜人たちが所有する“巨大なドラゴン”だという説も。奴隷に刻む紋章に竜の蹄を使っていることからも、天竜人が竜と密接な関係にあることは間違いないだろう。天竜人が特別なのは、ウラヌスを操れるからなのかもしれない。

天竜人との関係でいえば、今回の「ルルシア王国」壊滅シーンでは、気になる描写があった。空から降り注ぐ光の柱が、16本あった点だ。なぜかというと、作中では「16」という数字が特別な意味を持つと考えられている。

たとえば海軍本部があるマリンフォードでは、広場にある「オックス・ベル」という鐘を年末年始に16回鳴らす「16点鐘」が海兵の習わしに。また、天竜人の血筋であるドンキホーテ・ドフラミンゴには、「16発の聖なる凶弾」という技があった。

ドフラミンゴの過去編では、ある天竜人が自分の前を横切った人間に、ピストルを16発撃っている。そして今回、実質的に天竜人のトップであるイムが、16発の攻撃を放った。おそらく天竜人は、「16」という数字に何らかの意味を見出しているのではないだろうか。

はたして光線の正体は本当にウラヌスなのか、そして「16」の持つ意味とは…。今後、謎が解き明かされる日が待ち遠しい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ