ドラマ『先に生まれただけの僕』現役教師が「あり得ない展開」

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

商社から高校の校長として派遣され、偏差値44の学校を進学校に変革させる奮闘を描く櫻井翔主演のドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)。12月3日放送の第8話では、少しずつだが学校改革に手応えを感じ始め、一層気合いが入る鳴海涼介校長(櫻井)が「順調だなあ」と脳天気につぶやく。そんななか、2年生の担任を務める真柴ちひろ(蒼井優)から、クラスのひとりの生徒の成績が急降下し、父親が怒っていることを知らされた。

翌日、父親との面談に鳴海も加わった。生徒は塾に行くふりをして将棋教室に通っていたようで、プロ棋士になりたいと言い出し、父親は困惑する。すでに関東大会で優勝しているアマチュア五段で、奨励会に入る手前まできているという。「どうしてもプロになりたい」という生徒と、不安定な職業に就かせたくない父親のあいだで怒鳴り合いのけんかが始まってしまう。

「生徒のこの問題について、職員会議で話し合いがなされます。いまの段階でのプロ棋士になれる可能性について、ちひろ先生が『0.1%くらい』と説明すると、ほとんどの先生は『無理なんじゃないか』と言う。応援することもできなければ、夢を諦めてもらうこともできず、ただ特進コースから外れてもらうだけという重い空気。このシーンは、ちょっとビックリですね。ひとりの生徒の進路を、プライベートをさらけ出して職員会議にかけるなんてあり得ないことです。実際にこんなことをやったら、教師たちはつるし上げにあうでしょう。まずは担任教師、親、生徒で何度も徹底的に話し合いを重ねる案件です」(現役教師)

 

現実味のないストーリー展開

SNSでも《まさか棋士になりたい生徒の進路を先生たちが議論するなんて》、《普通、諦めて大学進学を勧めるだろう》、《棋士になりたい生徒の未来を全校で議論?何だか夢物語を見ているみたいで不愉快だ》と否定的な意見が広がっていた。

「鳴海校長がエンディングで父親に言った台詞。『子供の夢は応援してあげて、駄目だったときのセーフティーネットを考えておくのが親じゃないんですか』 結局、子供に『親を説得しろ』という丸投げの結論です。このドラマは浮世離れし過ぎていて、ちょっと白けてしまいます」(同・教師)

内容の評価が芳しくないこのドラマだが、もうひとつの見どころ、鳴海校長の恋の行方でラストスパートをかけられるだろうか。

 

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