中国とミャンマー「ロヒンギャ問題」の裏で結束強める

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イギリスメディアによるミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問への批判が凄まじい。ついこのあいだまで人権、民主のヒロインと持ち上げていたのに、イスラム教徒の少数民族『ロヒンギャ問題』では正反対の対応をとっているのだ。

「ロンドン市議会は、スーチー顧問に与えた名誉称号を永久剥奪しました。かつてイギリスのインテリジェンスは、スーチーを籠絡するためイギリス人の青年を送り込んで結婚させているので、ご子息は英国籍です。ロヒンギャの問題は、イギリスが当時のビルマを植民地にしていた時代に、勝手にロヒンギャを移住させたのが原因ですから、イギリスのあまりの身勝手さには驚きを禁じ得ません」(国際ジャーナリスト)

そこへ救世主として現れたのが中国だ。12月1日、スーチー顧問は、中国共産党が主催する国際会議に出席し、北京で習近平国家主席と会談した。昨年3月の新政権発足後、スーチー顧問の訪中は3度目になる。

「国際社会から批判を浴びるロヒンギャの難民問題で、イギリスとフランスは11月に開かれた安全保障理事会で、ロヒンギャへの軍事行動をやめるよう求める決議の採択を主張しました。しかし、中国が同意せず、結局法的拘束力のない議長声明にとどまりました。こうなるとスーチー顧問は、対中関係を重視せざるを得ません。このまま中国の属国への道をまっしぐらに進むことになるでしょう」(同・ジャーナリスト)

 

中国にとってミャンマーは要衝

中国にとって物流の大動脈であるインド洋に面したミャンマーは、中国のシルクロード経済圏構想(一帯一路)の拠点になる重要な存在だ。中国がロヒンギャ問題でスーチー氏を支える背景には、2011年の民政移管後に“欧米重視”に傾いたミャンマーを再び引き寄せなければならないという事情がある。

ミャンマー政府は、中国が多額の資金を投じた西部の港町から中国へ石油などを送るパイプライン事業や、計画が凍結されている水力ダム建設について「環境に悪影響だ」として凍結していた。

「どうやらスーチー氏は訪中前に電力エネルギー省幹部らを呼び、凍結解除を申し渡したらしいのです」(同・ジャーナリスト)

中国は虎視眈々とアジア制覇を狙っている。

 

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