『ちむどんどん』最終回直前も…“ヒロイン不要論”が噴出「映る度に冷める」

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俳優の黒島結菜がヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第122話が9月27日に放送。ベテラン俳優が多数出演したことで、〝ヒロイン不要論〟が改めて浮上しているようだ。

同作は1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄の「やんばる地域」を舞台に、主人公・比嘉暢子(黒島)が、ふるさとから料理人を目指すストーリー。

現在の暢子は、イタリアンレストランで約7年の修業を終え、自身の沖縄料理店「ちむどんどん」をオープンさせている。第122話では、暢子が東京時代に働いていたレストランのオーナー、房子(原田美枝子)が沖縄・やんばるを訪問。その目的は、暢子の母・優子(仲間由紀恵)に大里五郎(草刈正雄)を会わせるためだった。

大里は40年前、沖縄戦で優子の姉・時恵(大城ゆう紀)の「最期をみとらせてもらいました」と告白。時恵がずっと妹弟の存在を気にかけていたことを優子に伝え、形見のかんざしを渡しにきたのだった。

大里に涙ながらに感謝を述べた優子は、姉のかんざしをつけ、三女・歌子(上白石萌歌)の沖縄民謡に合わせ、琉球舞踊を披露して姉への想いを巡らせた。

「暢子が映る度に冷める」

これまでの「ちむどんどん」の波乱万丈な展開とは一転、ベテラン俳優による演技と、視聴者の涙を誘うシーンに、ネット上で〝#ちむどんどん反省会〟を開いていたドラマファンが手のひら返ししており、

《草刈正雄、迫力の演技! 仲間由紀恵の踊る時の表情、歌子の歌も良かった。 主人公がしゃべらないと良いドラマになるんやな》
《今日の放送回はベテラン勢への忖度でしたね。主人公不要でした》
《暢子が声を出さないだけで動かないだけで、こんなに画面が落ち着いててみんなの言葉が理解出来るなんて…》
《ヒロインが喋らなかったので今日はとてもまともな15分だった》
《今回暢子が一言も喋らなかったの安心して見れて最高だった》
《暢子が出て来ない(黙ってる)と話が綺麗に進むな》
《今日だけ違う朝ドラ見てるみたいだった!  暢子が映る度に冷めるし》

など、ヒロインの出番が少なかったことに胸をなでおろしている。

暢子といえば、空気の読めない演出でたびたび物議を醸すことが多い。いくら設定とはいえ、戦犯扱いされる黒島が気の毒でしょうがない。

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