香取慎吾の3年ぶり主演映画に賛否!「描写が素晴らしい」「キツかった」

香取慎吾 

香取慎吾 (C)まいじつ

元『SMAP』香取慎吾が3年ぶりに主演を務めた映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が、9月23日に公開された。夫婦の譲れないバトルを描いたブラックコメディー映画だが、見る人によって評価が分かれているようだ。

映画『凪待ち』以来、3年ぶりに主役を務めた香取は、鈍感なダメ男・裕次郎を熱演。表向きは仲良し夫婦に見える裕次郎と日和(岸井ゆきの)の〝譲れない夫婦バトル〟を描いていく。

夫婦バトルの発端は、日和が「旦那デスノート」を投稿していることに裕次郎が気づいたことから。裕次郎は人づてに「旦那デスノート」の存在を知るのだが、明らかに自分のことが書かれていることに気がつく。

「私はあなたの飯炊きマシーンではありません」「なぜ私がすべての家事を担当しなければいけないのでしょうか? 私だって働いているのに」といったコメントによって、自分の行動がネット上で話題になっていることを知り、夫婦バトルへと発展するのだ。

脚本やストーリーをめぐって議論!

夫婦喧嘩をコミカルに描いたブラックコメディーでありつつ、ヒューマンホラー要素もある同映画。香取のリアルなダメ男っぷりや、共感できる夫婦あるあるの連発に、ネット上では、

《慎吾ちゃんのダメ男っぷりが意外にマッチしてた!》
《映画中盤で夫婦がどうしようもないくらいダメになってしまうんだけど、この過程の描写が素晴らしい!》
《前半はコミカルで、後半は核心に迫るシリアスな物語。時系列の使い方も好きでした》
《クスッと笑えるところもあり、わかるー!と言いたくなるところもあり、でもじんわり泣ける。いい映画でした!》

といった共感や高評価の声が相次いでいる。

しかし、ブラックコメディーやヒューマンホラーを強調しすぎた予告のせいか、イマイチ刺激が足りなかったと評価する人も多く、

《どこで笑えばいいか分からない。一番、印象に残るのは香取くん歳とったなということ》
《前半は物語の動きが早いなーと思っていたけど、後半は間延び。後半自滅する典型的な方がパターンかな》
《脚本や演出が、ちょっとクサイなぁ~。予告のイメージから、もっと笑かしてくれる映画かと思ってましたが、笑える映画ではありませんでした》
《そこそこ面白そうだなーと思い鑑賞。日曜のレイトショーなのでガラガラでした。もうこんな邦画作るのやめませんか…と言いたくなるくらいにキツかったです。自分が苦手な要素がふんだんに詰め込まれていました》

などの意見も上がっていた。

「9月26日に発表された国内映画ランキング(興行通信社調べ)で、同作は初登場10位圏外でした。1位は8週連続で『ONE PIECE FILM RED』、また、こちらも人気アニメの劇場最新作『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』が初登場3位にランクインしています。そのほか、2週連続2位の『沈黙のパレード』や初登場9位の『アバター ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』など、話題作にお客さんを持っていかれた感がありますね」(映画ライター)

前作の『凪待ち』でシリアスな演技が多かった分、香取の明るい演技は高評価のようだが…。地上波のテレビでもっと番宣できていれば、結果は違ったかもしれない。

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