1990年代“Jポップランキング”に中高年大盛り上がり「CD買った記憶ある」

小泉今日子 

小泉今日子 (C)まいじつ 

月刊音楽雑誌『MUSIC MAGAZINE』10月号で、「1990年代Jポップ・ベスト・ソングス100」が発表され、当時を懐かしむ中高年層の間で大きな話題になっているようだ。

9月20日に発売された「MUSIC MAGAZINE」では、〝Jポップ〟という言葉が誕生し、音楽性が広がった1990年代のベストソングスをランキング形式で発表。

2021年7、8月号の特集「昭和歌謡ベスト・ソングス100[1970年代編/1980年代編]」の第二弾として掲載されている。

音楽ライターの投票によって順位づけされたランキングには、小泉今日子の『あなたに会えてよかった』や小沢健二の『ラブリー』、『KinKi Kids』の『硝子の少年』などがランクイン。トップ10には『SMAP』の『SHAKE』や岡村靖幸の『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』、宇多田ヒカルの『Automatic』といった名曲が名を連ねていた。

見事1位に輝いたのは、『Original Love』の『接吻』。ボーカルの田島貴男は、自身のツイッターで《一位に慣れていないので、集計ミスか、夢か、どちらかのような気がしてしまいます》《とにかく、ありがとうございます!》と喜びのコメントを寄せている。

懐かしの名曲に中高年大歓喜!

田島も驚いていたが、当時を振り返る中高年層からも仰天と興奮の声が続出しており、

《田島貴男はもっと評価されて良いと思っていたので、個人的にこれは嬉しいね!》
《素晴らしい! おめでとうございます!》
《90年代の空気を纏いつつ、歳月を経ても色褪せない名曲No.1。納得ですね!》
《接吻は今や、スタンダードナンバーですもん!》

といった感想が上がっている。ランキングの発表を皮切りに、ユーザーの間では90年代を懐かしむ回想トークも盛り上がっており、

《昔は夜をぶっ飛ばせを聴きながらドライブするのが、たまらなく好きだったんだよなー》
《その頃に500円のCDを買った記憶があるわ。他のシングルは1000円だったから、わざわざ500円のを選んだんだよ、懐かしい》
《このランキングの曲、ほとんど車載MD収録曲だわ!》

などの声が見受けられた。

最近では『TikTok』で『PUFFY』の『愛のしるし』や『ブラックビスケッツ』の『Timing』など、平成を彩った名曲が再注目されている。これを機に令和でも、昭和や平成の曲の良さに気付く人が増加するかもしれない。

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