玉川徹氏に降板危機!? “電通入ってます”発言謝罪も…「これがテレビの本質」

羽鳥慎一 

羽鳥慎一 (C)まいじつ 

テレビ朝日の玉川徹氏が9月29日、『羽鳥慎一モーニングショー』に出演。28日の放送で、安倍晋三元首相の国葬での菅義偉前首相の弔辞について「電通が入ってます」と指摘したことについて、「事実ではありませんでした」と謝罪した。しかし、テレビ局側の対処を巡り、視聴者の間で大ブーイングが起こっている。

番組中盤、MCの羽鳥慎一アナが「昨日のパネルコーナーで玉川さんが発言したことについて、玉川さんから…」と話を振られると、玉川氏は「昨日のパネルコーナーの中で、私が安倍元総理の国葬に電通が関与しているとコメントしたんですけれども…。この発言はですね、事実ではありませんでした。さらに電通は全く関わっていないということが分かりました」とコメント。

その上で、「関係者の皆さま、それから視聴者の皆さま、訂正して謝罪いたします。申し訳ありませんでした」と説明し、頭を下げた。

玉川徹氏の謝罪対応に視聴者憤慨

玉川氏のあまりにもお気楽な発言に、視聴者からは

《これだけの事を言ったのに勘違いでしたですますテレビ朝日の懐の広さが凄い。視聴率しか考えていないのだろう》
《てか、『私、嘘ついてました』の直後に自分の担当コーナーを平然とこなしてたけど、まったく説得力ないよな。マジであり得ないわ》
《自分の憶測で平然と言ってたよね。あってはならない行為です。本人が言ってた様にこれがテレビの本質なんでしょうね…》
《演出といって事実を捻じ曲げていたり、針小棒大な演出をしていたってこと? きちんと説明してください》
《テレビという公共の電波を使って、テレビ局社員が、デマで一企業を貶めるなんて、前代未聞の話だよ。謝罪でも済まないし、一社員が勘違いしてましたで済む話ではない》
《菅元首相の心の籠った弔辞に対して大変失礼。以前にも玉川氏のコメントで事実誤認があったと思うが、裏も取らずに番組でコメントするとは、どういう神経なのだろう?》

など、テレビ局側の対処も含め、大ブーイングが吹き荒れている。

「玉川氏はかねてから国葬には反対の姿勢を示しており、28日の放送では、菅元総理の弔辞に『胸に刺さる部分はある』としながらも、『これが国葬の意図です』と、あたかも感動の演出があったように語っていました。そんな思い込みがあったから、『電通が入っています』などと口走ってしまったんでしょうね。コメンテーターが何を喋るかは本人の自由ですが、さすがに私見ばかり述べていては、メディアの姿勢が問われます。本人は謝罪してすでに終わった話としているのでしょうが、普段から他人には厳しく責任追及しているだけに、納得のいかない視聴者も多かったんじゃないでしょうか」(テレビ誌ライター)

玉川氏は過去に何度も謝罪を繰り返しているだけに、視聴者からの信頼も厚くはない。刻一刻と降板危機が迫っているようだ。

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