松本人志の優しい言葉に号泣…オードリー若林の告白に「いいお話だ」

若林正恭 

若林正恭 (C)まいじつ 

お笑いコンビ『オードリー』若林正恭が、9月28日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演。『ダウンタウン』松本人志からの〝仏の一言〟に救われた経験を明かし、話題になっている。

『AKB48』元メンバーで総監督の横山由依をゲストに迎えた回。横山は、2012年頃に大阪・難波を拠点に活動する姉妹グループ『NMB48』と兼任が発表された当時、資格を取得する仕事のため空いた時間を勉強に充てていたという多忙な日々について振り返った。

この話を聞いた若林は、「俺も。いいのかなぁ、お名前出しても…」とした上で、「『M-1』(に出場した)の次の2009年で、1番忙しい時に、出るテレビ出るテレビで『今までどうだった?』ってことを聞かれるじゃないですか。下積み期間みたいな感じで」とブレーク芸人ならではの苦悩を告白。

「春日が同じ話ばっかりするんですよね。節約で飴ジュース飲んでたとかを喋ってくださいって(スタッフから指示が出る)。ネタも、毎日ネタ番組に出ていくから、ちょっと消費されちゃうんじゃないかなって30歳で思った」と不安を抱えていたと言う。

しかしながら、所属事務所の社長に直談判する訳にも行かず、相談できる先輩もいない状況。そんな時、ゲストで出演した『ダウンタウンDX』の前室で、松本から「いや、ホンマによその事務所だし、他人事やけど、ちょっと出すぎちゃうかな? どうなん?」と心配されたと言い、若林は「松本さんが本当に仏様みたいな口調で…」「俺は誰にも言えない何か月も過ごしてるから、それで一気にパーンッと仏の一言みたいに弾けちゃって泣いちゃった」と収録直前に号泣してしまった過去を明かすのだった。

松本人志の言葉に視聴者感動

「2008年に出場した『M-1グランプリ』で、『オードリー』は敗者復活枠からの準優勝という結果を残しました。その年に優勝した『NON STYLE』や3位の『ナイツ』は当時から多少認知度があったものの、『オードリー』は全くのニューカマー。真の〝M-1ドリーム〟をつかみ取ったのは彼らでしたね」(芸能ライター)

今回明かされた松本との知られざる裏話に、視聴者からは

《若林さんがダウンタウン松本さんからいただいた仏の一言、いいお話だなー》
《『社会人大学』の一節にある、M-1後の仕事量を気にかけてくれていたの松本さんだったんだ!》
《あの忙しかった頃の若林さんに、あの台詞言ったの松本さんだったんだ》
《2009に「ですぎちゃう?」ってベテラン芸人に言われた、という有名なお話。ずーっと「松本さんだろうな」と思ってたけど、ついに若林さんの口から正解が。やはりそうだった》

など、感慨深く思う声が上がっている。

この出来事から約13年経った今でも覚えていること自体が、若林がいかに松本の言葉に救われたかが伝わるというものだ。

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