もらえる年金が増える「付加年金」とは?

MN4 / PIXTA(ピクスタ)

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老後に自分がもらえる年金がいくらになるのか――。現在働いているほとんどの人が気になっていることだろう。会社員など厚生年金に加入している人は、収入が上がれば年金も増えるが、国民年金加入者の場合、収入にかかわらず保険料は一定なので、将来受け取ることのできる金額は原則として同じになる。しかし、諦めてはいけない。国民年金を増やす方法もあるのだ。

『付加年金』は国民年金の保険料にプラスして月々400円を納付することで、老齢基礎年金を多く受け取ることができる制度。付加保険料を納付すると『保険料を納めた月数×200円』の年金が受け取ることができる。

例えば、現在50歳の人がこれから10年にわたって付加年金を払うとすると、400円×12カ月×10年で48000円多く支払うことになるが、もらえる年金は200円×12カ月×10年で24000円になる。2年間年金を受給すれば、払った分の掛け金の元が取れ、それ以降はプラスになるというわけだ。もちろん払った期間が長ければ長いほど、もらえる金額も増える。簡単に言えば“10年払うごとに月2000円増える”ので、すぐにでも手続きをする価値はあるだろう。

 

付加年金に加入するには

付加年金に加入できるのは、第1号被保険者(自営業者とその配偶者、無職者、厚生年金保険未加入者など)のみ。手続きは年金手帳を持参して、自分の住んでいる市区町村役場の年金課で加入できる。書類に住所氏名などを書き込んで提出するだけなので、手間もかからず簡単だ。

将来的にもらえる年金が増えるというメリットの一方で、多少のデメリットもある。付加年金は老齢基礎年金にプラスしてもらえるので、65歳前に死亡すると、納めた分の保険料はすべてマイナスになる。65~67歳の間に亡くなった場合は、納付額-支給額で算出される分がマイナスになる。67歳以降はすべてプラスだ。

2016年の日本人の平均寿命は、女性87.14歳、男性80.98歳で、いずれも過去最高を更新していることからも、付加年金に加入する価値は大きいだろう。

自営業者の方でも付加年金の制度を知らなかったという人は意外と多い。対象の方で興味のある方は、早速、手続きをしてみてはいかがだろうか。

 

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