『めざまし8』ホラー作家を“出版界のAdo”呼び…「ネーミングセンスねぇな」

谷原章介 

谷原章介 (C)まいじつ 

10月27日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)が生み出した〝寒々しいキャッチコピー〟に、視聴者がドン引きしている。

この日は、チャンネル登録者数約68万人を誇るユーチューバーであり、覆面ホラー作家の雨穴を独自取材した。

雨穴は普段、全身黒タイツに白いお面をかぶり、性別・年齢・国籍などプライベートに関する情報を秘密にして活動している。10月20日に発売された長編小説『変な絵』は、発売5日で15万部を売り上げたという。

ホラー作家になったのは、雨穴自身が怖がりであることが理由だといい、新書の見どころについて「挿絵がポイント」と語った。最後に、素顔について触れられると、雨穴は「ご想像におまかせします」とコメント。終始ミステリアスな雰囲気が漂っていた。

ネーミングセンス皆無の『めざまし8』

そんな雨穴を、番組が〝出版界のAdo〟と名付けたことに、視聴者は違和感を抱いている。SNSでもこのワードがトレンド入りし、ネット上では

《ゲーム界のバンクシーとか、出版界のadoとか、そういうキャッチコピーつけるのやめてもろて》
《出版界のAdo、双方に失礼。つけちゃいけない異名》
《そもそも出版界のadoって言葉、今どきの流行りものを全部一緒に感じる老害臭ぷんぷんする》
《「出版界のAdo」とか「第二の米津玄師」とか「和製ジョニー・デップ」とか、その手の表現が基本的に好きじゃない》
《百歩譲って、ホラー界のAdoならまだ分かるけど…。出版界ではないし、そもそもこの表現がAdoにも雨穴にも失礼》
《出版界のAdoとかネーミングセンスねぇな》
《そもそも他の人の名前を出して紹介したり褒めたり、どうこう言うこと自体嫌悪感》

など、不満の声が続出している。

「近年、メディアは視聴者の目を惹こうと〝○○界の○○〟などといったワードをさかんに持ち出し、流行人物になぞらえて紹介する傾向にあります。特にフジテレビは映画『ONE PIECE FILM RED』のPRに力を入れており、公開前から映画の初出し映像を紹介。そこに映画の歌唱パートを務めているAdoも参戦するなど、ゴリ押しが手に取るようにわかりました。今回もそのノリで雨穴にキャッチコピーをつけようとしたのでしょうが、そもそも雨穴は、作家以外にも作詞作曲、ダンスの振り付けなどでも活躍。Adoは歌手に専念しており、活動スタイルが違うのでお門違い。なんとも寒々しい回になってしまいました」(エンタメ誌ライター)

「めざまし8」のある意味ストレートな戦略は今後も話題になりそうだ。

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