本仮屋ユイカ“降板騒動”をぶった切り!古田新太「『できない』を言うな」

本仮屋ユイカ 

本仮屋ユイカ  (C)まいじつ 

演技派俳優の古田新太が、とある女性俳優とは真逆の〝演技論〟を『日曜日の初耳学』(TBS系)で語った。

10月30日の放送で林修先生と対談した古田は、役作りについての質問で「しないです」と即答。「全然しないです。(台本に)書いてあることを言えば帰れるっていう考え方の人だから」と語る。

続けて「自分で考えて喋る必要ないじゃないですか」「早く帰れるっていうのは良い仕事ができたと思ってる。書かれてることをつつがなく喋れば、早く帰れるわけだから」など、自身の演技論についてあっけらかんと明かしていく。

業界には役作りをしてくる俳優が多いそうだが、古田は「演出家、監督がやってほしい画をつくるのが僕たち俳優の仕事」と発言。役作りをしたために「役的にこっちにはいけません」「この人(演じる役)はそういうことしない」などと反論をする俳優には「行けや! って思う」との辛口な本音も漏らした。

古田はさらにヒートアップし、林先生から「俳優になるなって思う俳優は…」と聞かれると「いっぱいいます!」と返答。その後も、「『やれ』って言われたことできないのは俳優とは言わない。俳優と女優さんは『できない』を絶対言っちゃいけない職業」など、自身の思う演技論を熱弁したのだった。

「私はできません」と降板・休養

他方、古田が「『俳優になるな』って思う」とした〝ポリシー〟により、降板や活動休止に追い込まれる俳優も存在している。14日に活動休止を発表した本仮屋ユイカも、その1人だったようだ。

「10月末に配信された『文春オンライン』いわく、彼女が休養を発表した大きな理由は、来年末公開予定の映画『女子大小路の名探偵』でメンタルを病んだことだそうです。記事によると、本仮屋は『(自身が演じる)主人公の行動の理由についての描写が少なく、気持ちの入れ方が分からないし、ストーリーの辻褄が合っていない』などと監督に意見。監督もこれを受け入れて彼女と話し合いながら脚本を詰めていったのですが、プロデューサーが修正稿を1週間以上も原作者に見せてなかったのです」(芸能記者)

原作者はクランクイン約1カ月前にこれを知り、修正案があったことも知らなかったため、「なぜ書き直す必要があるんだ」と激怒したという。

「本仮屋もこれまでの打ち合わせは何だったのかと怒り、マネージャー経由で制作側に『主人公の魅力が伝わらない』『役作りができない』とのメールを送信。さらに、Zoomの打ち合わせで『主演なのに意見を聞いてもらえない』『私である意味がありますか?』『(その脚本では)私はできません』と涙ながらに訴え、一連のトラブルがストレスになっていたとのことでした」(同・記者)

古田と本仮屋、どちらが正解という問題ではないが…。

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