玉森裕太『祈りのカルテ』殺人未遂を美談化…毒親にドン引き「犯罪では?」

Kis-My-Ft2  玉森裕太 

Kis-My-Ft2  玉森裕太 画/彩賀ゆう 

10月29日、『Kis-My-Ft2』玉森裕太が主演のドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)第4話が放送された。とんでもない事件を美談として扱い、視聴者から「犯罪なのでは?」といったツッコミが飛び交っている。

純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森)は、知識も技術もないが誰よりも患者に寄り添い、患者のために一生懸命になれる医者で、人の顔色を読むことが抜群にうまい。1話ごとに変わる研修先の診療科でクセあり指導医のもと、仲間と共に切磋琢磨し医者として成長していきながら、問題を抱えたワケあり患者たちに真摯に向き合い、心の謎を解き明かしていく。

第4話で諏訪野は、同期の裕也(矢本悠馬)と一緒に総合診療科で研修。そこへ病名不明の患者・工藤香織(堀田真由)がやってくる。香織は勤務先の商社で大きなプロジェクトのプレゼン用資料を作成中に、手指の痺れと四肢の脱力に襲われて倒れた。なぜ発作が起こったのか、救急科、脳神経外科、婦人科で調べても原因が分からないため、総合診療科にやってきたのだった。

様々な検査の結果、香織が急性間欠性ポルフィリン症という珍しい病気だと判明。治らない病気ではあるが、対処法がわかっているものだという。

「美談に回収するのヤバいよ」

しかしその後、香織はまた発作を起こして激しい腹痛を訴える。原因を突き止めるとなんと、一度目の発作と今回の発作は、香織の母親・佳代(加藤貴子)が意図的に引き起こしていた。佳代は仕事に追われて命を落とした夫のようになってほしくないと、娘の病気を知ったうえで、わざわざ発作を起こすための食事や薬を盛って、香織を仕事から遠ざけようとしたという。

当然、香織は激怒するが、諏訪野は「子供のことが憎い親なんていませんよ」とフォロー。結局、香織は今の仕事をやめて、のんびり働ける職場を探す決意をするのだった…。

最後は感動的な美談になっていた今回のストーリーだが、毒を盛って娘を痛めつけるような母親に視聴者はドン引き。ネット上では

《軽く殺人やん》
《私なら絶縁する》
《死なせたくないから子供を苦しめたとか同情出来ないわ。お母さん精神科行けよ》
《病院として通報する義務あるんじゃねえのこれ》
《親子の感動物語に回収するのダメなのでは? ていうかこれ、犯罪なのでは? 刑事事件として立件されてしかるべきだと思うんだが。美談に回収するのヤバいよ》
《これを美談にしちゃうこのドラマへの不信感半端無い》

といったツッコミが殺到している。

制作中、出演者やスタッフは誰もこのストーリーに疑問を抱かなかったのだろうか…。

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