『アメトーーク!』チェンソーマン芸人に疑問の声「鬼滅すらまだなのに」

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毎回「○○芸人」と題し、テーマに沿った知識を持つ芸人たちがトークを繰り広げる番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)。11月17日の放送は、大人気作品『チェンソーマン』について語る〝チェンソーマン芸人〟に決定したのだが、アニメファンからは早くもブーイングが殺到しているようだ。

2019年から2021年にかけて『週刊少年ジャンプ』に第1部が掲載され、今年10月よりテレビ東京系列でアニメの放送が始まった「チェンソーマン」。チェンソーマンに変身できる主人公・デンジが、悪魔や魔人と対峙する姿が描かれている。

そんな同作を愛してやまない芸人を集め、「チェンソーマン芸人」が放送されることに。『マヂカルラブリー』野田クリスタルやバカリズム、『品川庄司』品川祐、『ウーピーウーピー』吉川きっちょむ、ケンドーコバヤシといった芸人以外に、番組常連の中川翔子の出演も決定。番組公式サイトには、「チェンソーマン」のキャラにコスプレした出演者の姿も公開されている。

他にも人気作品はたくさんあるのに…

しかし、同番組はまだ『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』といった大ヒット作を取り上げていない。なぜ今「チェンソーマン芸人」を放送するのか疑問を持った人も多かったようで、ネット上では、

《アニメの宣伝も兼ねてるのは承知の上だけど、アメトークでチェンソーマン芸人ってなんやねん。まだ鬼滅の刃芸人も呪術廻戦芸人もやってねーのによ》
《「チェンソーマン芸人」はあるのに「鬼滅の刃芸人」がないのが永遠の謎》
《鬼滅芸人すらまだなのに。この企画を爆速で持ってくるあたりが「マーケティング~!」って感じ》
《鬼滅芸人とか呪術芸人を押さえて、先にチェンソーマン芸人は攻めてんな》
《幾らなんでも「チェンソーマン芸人」は、ステマが過ぎるというか…。鬼滅やワンピースですら「○○芸人」やったことないやん》
《チェンソーマンアニメが思いのほか賛否両論で、いろんなとこで宣伝して巻き返そうという作戦か?》

などと指摘する声が見受けられる。

「このタイミングで『チェンソーマン』を特集するのは、アニメが不人気だからと考えるファンも少なくありません。前評判は非常に高かったアニメですが、実際に放送が始まると《監督にセンスがない》《なんで邦画っぽく作ってるの?》といった批判の声が多く寄せられました。アニメ『チェンソーマン』は製作委員会を持っていないため、アニメ制作の『MAPPA』と版元の集英社が威信をかけて作った作品なので、宣伝に力を入れているだけでしょう。〝ステマ〟と叩かれていますが、全然ステルスではありません」(アニメライター)

チェンソーマン芸人を放送することによって、より評判が悪くならなければいいのだが…。

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