本田翼『君の花になる』軽率な“LGBT描写”に怒りの声「同性愛を舐めるな」

本田翼 

本田翼 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

11月1日、本田翼の主演ドラマ『君の花になる』(TBS系)第3話が放送された。脚本と出演者の演技に難ありなクソドラマにもかかわらず、いっちょ前にLGBTQ描写をぶっこみ、案の定、呆れ声が殺到している。

主人公は、ある出来事をきっかけに挫折して高校教師を退職した仲町あす花(本田)。求人条件に惹かれて、7人組ボーイズグループ『8LOOM(ブルーム)』の住み込み寮母となる。

グループのリーダーは、かつての教え子・佐神弾(高橋文哉)。しかし、久々の再会を喜ぶあす花と対照的に、なぜか彼女に冷たく当たる弾。ひと筋縄ではいかない、あす花と「8LOOM」の共同生活が始まる…。

LGBTQの描写があったのは、第3話で寮の掃除をすることになった場面。明日撮影クルーが来るということで、ぐちゃぐちゃの部屋を至急掃除しなければならなくなったのだが、ここで「8LOOM」のマネージャー・添木ケンジ(宮野真守)が、助っ人として1人の男性(梶裕貴)を連れてきた。

添木はその男性を「私のすきピ、トシくんです」と紹介。どうやら、添木の恋人であるようだ。

「なぜこんなサムいことをしてしまうのか」

同性愛をサラッと明かした添木だが、周りは特に無反応。当たり前のように対応していた。

「同性愛者に驚かないという描写を入れ込み、〝私は理解者ですよ〟〝価値観のアップデートできています〟とでも言いたげなこの脚本。しかし、そもそものストーリーが破綻だらけのクソドラマなので、そんなことをする暇があるなら、最低限、話をちゃんとしろと言いたい。そもそも同性愛描写も無理矢理入れました感が強くて、自然にやりたいはずがむしろ浮いている。同性愛者を〝新時代感〟を醸し出すためだけの道具のように使っていて、むしろ差別的。こんな脚本の自己満、今の時代によくオッケーがでましたね」(芸能記者)

この描写は、ネット上からも

《いや、ここでのBL設定いらん》
《このドラマはなぜこんなサムいことをしてしまうのか》
《梶がゲイとかゲイ舐めすぎやろ》
《宮野真守と梶裕貴が付き合っているという設定、本当に余計だと思う(ケンジとトシくんという見え方は全くしません)同性愛をあんまり舐めるなよ》

といった怒りの声があがっている。

ゲイではない人気声優に必要性なくゲイの演技をさせて、女性視聴者をキャーキャー言わせるのはどうなのだろうか。〝保毛尾田保毛男〟を面白がっていた昔のテレビと何も変わっていない。

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