小栗旬がディレクターにキレた? NHK『プロフェッショナル』が超絶劣化…

小栗旬 

小栗旬 (C)Eugene Powers / Shutterstock

「皆様の受信料」で成り立っているNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』が、ここのところ「内容が酷い」と悪い意味で話題だ。

同番組といえば、取材対象の本音や背景など、熱い想いに迫るドキュメンタリー。10月28日には、お笑いトリオ『東京03』に密着した。

しかしその内容は、ライブの全国ツアーにちょっと同行して、楽屋の様子や本番前の様子を少し撮影したのみ。インタビューによって本音を聞くこともなく、「内容が薄すぎる」と批判されていた。

そしてこれで火がついたのか、ネット上では昨今の同番組に対する不満が爆発しているようだ。

ペラい内容ににじむ“取材力”の低下

視聴者からは、今年5月放送の小栗旬、7月放送の出川哲朗の回も酷かったとして、

《小栗旬も相当薄っぺらかった》
《最近のプロフェッショナルはほんとひどいな。出川のも内容薄すぎ。もう時間を惜しんで取材する従来のやり方を若い奴が拒否したんだなって思わざるを得ない》
《この間の小栗の回は信じられんくらい酷かったな。ディレクターはじめスタッフがド素人で何もできず右往左往していて、小栗がキレるのを最後はもう通り越して呆れていた》
《小栗旬のときもスッカスカで酷かった。密着がヘタクソだし言葉を選ばなすぎて小栗旬をイライラさせてたし》
《出川あたりから迷走始めてる。もうネタないだろ?》

など、堰を切ったように批判が噴出したのだった。中でも特に問題点として指摘されたのは〝取材力〟の低下だ。

「番組はレギュラーから不定期放送へと頻度を下げ、その分、取材に時間をかけられる体制を作りました。にもかかわらず、内容はネットでちょっと調べたことを載せるこたつ記事並の薄さ。リソース確保の体制を整えてこんなにペラペラでは、視聴者の怒りや失望もやむなしでしょう」(テレビ誌ライター)

職人系ではなく、タレント系を追いかけることが多くなり、もはやバラエティー番組に近くなっている『プロフェッショナル』。動画配信サービス「NHKオンデマンド」で稼ごうという魂胆から、サブスク契約に結び付きやすい安易な道を突き進んでいるのだろうか。

【あわせて読みたい】