椎名林檎の炎上対応にガッカリ…クソダサムーブで話題を呼んだアーティストたち

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自身初となるリミックスアルバム『百薬の長』の特典グッズが、「ヘルプマーク」に酷似していたため炎上した、大人気アーティストの椎名林檎。その後の対応や販売元の声明が影響し、より批判の声を浴びる事態となっている。

炎上を受け、販売元の『ユニバーサルミュージック』は10月18日にお詫びと発売日変更を報告し、さらに11月1日にも改めて謝罪文を公開した。

しかし文面には椎名からのコメントはなく、代わりに〝椎名本人が参画・監修したものではない〟と記されている。

これには彼女のミステリアスな雰囲気や世界観を推していたファンもさすがに激怒しているようで、

《関与してもしなくても、どっちにしろダサい》
《声明も出さない、責任も持たない不誠実さがアーティストの「信念」なんだろうな》
《椎名林檎がここで知らんぷりするのは、これまでグッズを買って支えてくれたファンに失礼だよね。全く誠意が感じられない》
《本人はクソダサポイントが生まれたことをどう思ってるんだろう》

などと憤慨する声が殺到している。

どういう意図があって世間の反感を買うようなスタンスをとっているのか不明だが、アーティストにとっては珍しいことではない。そこで今回はイメージばかりが先行してしまい、結果的にダサいと評されてしまったアーティストを紹介していこう。

アーティストも所詮は人の子…

たとえば4人組バンド『King Gnu』のボーカリスト兼キーボーディストの井口理もその一人。音楽だけでなく自身の尖ったキャラも売りにしていた彼だが、アイドルとの交際発覚後にはツイッターアカウントを削除する逃げの姿勢を見せたことも。

かと思えばボーカリストに悪影響を及ぼす〝タバコ〟の吸い殻が大量に盛られた灰皿が写った画像をSNSに投稿し、《構ってちゃん感が凄い》《わざわざ画像を投稿するのがダサい》など、ファンを愕然とさせていた。

一方でマルチアーティストの星野源は、新垣結衣との結婚から〝激変〟して話題に。もともと演技力や類まれなる音楽の素質などで高い評価を受けてきた星野だが、結婚後はそこかしこで新垣について〝匂わせ〟をしている。

常に幸せアピールをする彼に対して、ネット上では《ガッキーを安売りしないで》と不満の声が続出。いつしか〝ガッキーの話がしたくてたまらない星野源〟といった不本意すぎる評価を得てしまっている。

ここまで3名のアーティストを紹介してきたが、00年代に一世を風靡したヒップホップグループ『RIP SLYME』の存在も忘れてはならない。

彼らは2018年に活動を休止したが、昨年11月、メンバーのPESが2017年の時点で脱退していたことが発覚。

同時に《彼ら3人には何度も心を折られているので、また同じステージに立つことは想像すら出来ません》などとメンバーとの確執を思わせるような内容を公開し、かつてのファンに衝撃が走った。

彼らの〝闇の深さ〟は想像以上だったようで、今年に3人体制でグループが活動再開しても素直に喜べないファンばかりである。

テレビタレントとは違い、アーティストにはどこかミステリアスな雰囲気があるもの。しかし彼らも同じ人間であり、ファンがイメージする通りのキャラクターであるとは限らない。

何かのきっかけで〝ダサい〟の烙印を押されてしまったアーティストは、いっそお笑い芸人のように体を張って〝人間臭さ〟を出せば、改めて世間に認められるのではないだろうか。

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