木梨憲武60歳でHIPHOPデビュー! パラスポーツ支援でアスリートと連携

木梨憲武 

木梨憲武 (C)まいじつ 

11月5日に都内で『BEYONDS STADIUM 2022』が開催。『とんねるず』木梨憲武、ヒップホップMC・AK-69らが登壇し、応援ソングの制作秘話を語った。

同イベントは、東京都のパラスポーツ応援プロジェクト『TEAM BEYOND』が、音楽やお笑いなどのエンタメ、アート、子育てなど、日常生活の中にあるさまざまな〝好き〟とパラスポーツの魅力をつなぐ目的で開催されたもの。

パラスポーツを応援するゲストたちが観戦中一番熱くなる瞬間から、パラアスリートの試合前のルーティン、ハプニングまで他では聞けないトークを繰り広げた。

パリパラリンピックに向けて、陸上の高田千明選手は「東京パラリンピックで悔しい思いをしたので、今度こそはと。息子に掛けたい」、テコンドーの太田渉子選手は「階級が増えるので、メダルのチャンスが出来ました。頑張ります」とそれぞれ目標を語った。

続けて卓球の立石アルファ裕一選手は、「コロナで東京開催の時は出られなかったので、パリは出たい目標がある」、カヌーの瀬立モニカ選手は「東京は大コケしたので、パリは3度目の正直で、メダルを取って大きな車に乗って頑張りたい」と目を輝かせた。

4人の意気込みを聞いた元『乃木坂46』生駒里奈は「私本当にスポーツできないので、それだけで尊敬。私も運動しようと思いました」と述べた。

木梨憲武が初めての挑戦

イベント後半、木梨とAK-69が共同制作した「TEAM BEYOND」応援ソング『No Limit feat.AK-69』をライブ形式で初披露。木梨は「曲はAKが作ってくれたんで、そこにおじさんがうまく乗っかれるか心配ですね。今日、初めて歌うんで。実は昨日夕方ここに来て5回ほど練習をした」と緊張を見せた。

AK-69は、「生きてて壁にぶち当たることもありますが、同じ人間として立ち向かっていこうと、歌にしました。今回ファンクがベースになっているけれど、現代になっている」と明かした。

木梨は「60歳からヒップホップを始める人なんていない(笑)。でもラップの字数が多すぎて…。ラップはAKが。ノリのいい曲なんで」と魅力をアピールした。

木梨が「乗り方は?」と聞くと、AKは「ハンズアップ状態」、それに木梨「よいしょ。はダメ?…次やるときは、EXILE呼んで! それは決定で」とし、会場を盛り上げた。

楽曲披露にアスリート選手からは「いままでの応援ソングと違ってかっこいい!」と絶賛の声が殺到。木梨も「どう? おじさんヒップホップイケてる?」とノリノリに。

最後に、AK-69は「パラスポーツから勇気をもらう瞬間があるので、皆さん注目してください」、木梨は「サッカーだけじゃなくって、全員に前に向かおうと参加していきます」と述べ、イベントを締めくくった。

彼らの応援ソングで多くのパラ選手が勇気づけられることだろう。

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