長澤まさみ『エルピス』視聴率低下が止まらない…第3話ですでに危険水域

長澤まさみ 

長澤まさみ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・長澤まさみの4年半ぶり連ドラ主演作となる、社会派エンターテインメントドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)第3話が11月7日に放送された。視聴率は右肩下がりとなり、爆死状態になっている。

「エルピス」は、スキャンダルで落ち目となったアナウンサーと仲間たちが、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った〝自分の価値〟を取り戻す姿を描いた作品。

初回の世帯平均視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と、前評判を考えると厳しいスタートを切った同作。第2話は7.3%とさらに下げ、第3話では6.3%まで下落。一方的に下がるばかりだ。

「長澤&鈴木亮平という好感度も演技力も抜群の豪華キャストで、脚本家・演出家・劇中音楽家も超一流を揃えた『エルピス』。放送前はあちこちのメディアが〝この秋最大の注目作品〟とばかりに持ち上げていましたが、結果はこのざま。フランス・カンヌで上映など派手なプロモーションをしていたのに爆死。フジテレビは大赤字になっているようです」(芸能記者)

視聴率をキープするどころか、下がりっぱなしの同作には大きな問題点があるという。

「2時間くらいの映画でやってほしかった」

「実在の冤罪事件をモチーフに作り上げているため、どうしてもストーリーが重くなり、ライト層がとっつきにくいのです。そこへ、マスメディア批判や政権批判といった社会的風刺的な内容も取り入れているため、かなり観る人を選びます。せめて物語のテンポがいいなら変わってくるが、映画的な間をたっぷり使った演出が多いので、そこも地上波のドラマ向きではありません」(同・記者)

ネット上でも視聴者から

《これ映画で見たかったな。内容やコンセプトは良いのだが展開が遅すぎる》
《エルピス連ドラにしては重めだし、映画みたいな迫力あるから2時間くらいの映画でやってほしかった…》
《まあ、日本人には「家政婦のミタ」とか「半沢直樹」みたいなのが好まれるからな》
《好きで見てましたが数字は下がるだろうなと思いました。内容以前に演出のテンポが遅いメリハリがなく見ててダレてくる、重い内容なのに演出まで重いと疲れます》
《脚本、役者はとてもいいのに演出がひどい。重いのか軽いのか中途半端だし、テンポもバラバラ。スタイリッシュに仕上げようとして失敗してるなあ》

といった厳しい声があがっている。

SNSでの評判はいいだけに、どこかで視聴率低下に歯止めがかかるといいのだが…。

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