四千頭身は『M-1』審査員に嫌われてる? 早すぎる敗退に「裏を感じる…」

後藤拓実 

後藤拓実 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

12月18日に決勝戦が開催される、漫才師No.1を決める大会『M-1グランプリ』。2022年大会は現在3回戦が終わり、準々決勝へコマを進めた出場者が発表されたところだが、そこに人気トリオ『四千頭身』の名前がなかった。

「四千頭身」は、今回と昨年は3回戦で、一昨年は準々決勝で敗退。過去最高順位は2019年の準決勝敗退・敗者復活投票3位。つまり、芸歴を重ねるごとに順位を落としてしまっているのだ。

「彼らは若手のホープとしてバラエティー番組で頭角を現しましたが、このところレギュラー出演する『有吉の壁』(日本テレビ系)ではネタが1度もオンエアされないこともザラ。また、グループのYouTubeチャンネルは登録者数65万人超にもかかわらず、最近は再生回数1万を時間をかけて突破するといった有様です。当然、お笑いファンからは見向きもされていません」(お笑い評論家)

「これで落とされるのは嫌われすぎてる」

しかし、YouTubeに公式がアップした「M-1」3回戦の漫才を見た視聴者からは

《四千頭身これで突破できないんだね、なんか裏を感じる笑》
《これで落とされるのは嫌われすぎてる》
《ネタが3人だからこそできるネタで、テンポがよくてめっちゃ面白かった》
《板についてきた感凄い》
《これでいけないのつらいな》
《四千頭身、最近は叩かれたり3回戦落ちが続いてるけど、今回のネタちゃんと面白いし、数年後再評価されそう。しっかり漫才は作り続けてほしい》

などと、称賛するコメントが寄せられている。

「今回の漫才は、作詞でしりとりする内容で、3人ならではの強みが活かされたもの。淡々とボケる石橋遼大と都築拓紀に、ローテンションの後藤拓実がツッコむシンプルなかたちです。実は『四千頭身』、最初はこのかたちだったのですが、近年迷走して、後藤がボケ、都築がツッコミになっている時期がありました。しかし、後藤のボソボソツッコミでのしあがってきたトリオなので、やはりこのかたちが良いと考え直したのでしょう」(同・評論家)

実際、3回戦では普通に笑いが巻き起こっていた。来年はもっと上にあがってほしいものだ。

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