
simar / PIXTA(ピクスタ)
インスタグラムが先日、2017年にインスタグラム上で最も輝いた著名人に贈る『#MVI(Most Valuable Instagramr in Japan)2017』を発表し、木下優樹菜、渡辺直美、香取慎吾を表彰した。
最多フォロワー数が渡辺直美、フォロワー数伸び率最高が香取慎吾、いいね!・コメント・動画再生数の最高が木下優樹菜だった。
また最もフォロワー数の多い国内の著名人も発表され、ランキングは以下の通りだった。
- 1位:渡辺直美
- 2位:水原希子
- 3位:ローラ
- 4位:木下優樹菜
- 5位:佐々木希
- 6位:まるたろう(柴犬)
- 7位:戸田恵梨香
- 8位:桐谷美玲
- 9位:長澤まさみ
- 10位:菜々緒
インスタグラムといえば先日、安倍晋三首相が公式アカウントを開設して話題になった、“インスタ映え”が流行語になった今年、インスタグラムを始めた著名人は多い。
「福山雅治、広瀬すず、浅田真央、さだまさし、ムロツヨシ、笑福亭鶴瓶、高橋一生、竹内結子、絢香、工藤静香、中条あやみなどが今年、インスタを始めています」(芸能記者)
さまざまな理由でSNSをやめる有名人も
しかし、一方ではSNSをやめた芸能人もいる。自身のイベント情報や日常を発信するツールとして、一時は積極的に活用されてきたが、一体何があったのか。
「最近では、女優の宮沢りえが12月5日にインスタグラムのアカウントを削除しました。11月30日に《今まで見て下さった皆様、ありがとう。みなさんのコメントに励まされたり微笑んだり楽しい時間でした。そしてその逆に不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね。。。そんな皆さんの言葉からも学ぶべきものがありました。人には様々なも想いや言葉や感情が溢れていることを改めて知ることが出来ました。感謝です。
私はこれからも、演じるということを通して希望も絶望も表現できる役者を目指して、頑張ろうと想います。
求めてくださる方がいたら、劇場で待っています。。。そこで心から分かち合うことが、私には1番合っているような気がします。。。今日も笑顔で過ごせますように。。。今まで本当に本当にありがとう。》(原文ママ)という長文の言葉を残しています。宮沢は『V6』の森田剛との交際が報道されており、これを快く思わない森田ファンから批判や中傷のコメントが殺到していました。ついには耐えられなくなったのでしょう」(同・記者)
かつて、テレビや舞台で活躍する芸能人は、ファンからの“憧れ”の対象だった。しかし現在では、よりファンの身近な存在として“等身大”の姿が求められている。SNSはそんなファンと気軽にコミュニケーションを取れる便利なツールだったが、その反面、使い方を間違えると一気に炎上を引き起こす“諸刃の剣”でもあるのだ。
「タレントの松本伊代が早見優と鉄道の軌道敷内に入って撮った写真をブログに投稿した件では、最終的に書類送検され謝罪会見を開くまでの事態になりました。本人たちにとっては気軽なスナップ写真のつもりだったでしょうが、ネット上では法に反する行為は厳しく追及される傾向があります。本人たちも『まさかここまで』と思っていたでしょう」(同・記者)
ほかにも8月29日に女優の真木よう子がツイッターアカウントを削除している。真木は視聴率が低迷している主演ドラマを土下座写真とともにアピールしたり、写真集製作のためにクラウドファンディングで寄付を募った件などでたびたび炎上騒動を引き起こしていた。
もともと人前に出るのが仕事という芸能人にとって、自らをアピールすることのできるSNSは格好のツールだ。しかし、うっかり使い方を間違えてしまうと、一気に批判の集中砲火を浴びることになる。ならばいっそ、最初からやらない方がいいというのは懸命な選択とも言えよう。
2012年に発覚した『ペニーオークション詐欺事件』では、ほしのあきや小森純らが詐欺商法に加担して、いまだに芸能活動の縮小を余儀なくされている。これからも芸能人のSNS離れは進むかもしれない。
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