日テレ・菅谷大介アナも公表…「すい臓がん」と向き合う著名人たち 

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登録者17万人超のユーチューバー『sunny journey~サニージャーニー~』が、11月12日にYouTubeチャンネルを更新。すい臓がんが「ステージ4」であることを告白した。

「サニージャーニー」は軽キャンピングカーで日本一周を目指す〝みずき〟と〝こうへい〟カップルの旅チャンネル。旅スタートから半年後、11月3日に投稿された動画で、みずきが体調を崩して入院することになり、実家のある北海道へ渡ったため、こうへいが1人で北海道に向かう様子が公開された。

検査入院を終えたみずきは、6日に投稿された動画で、すい臓がんと診断されたことを告白。「私の場合はすい臓がんの中でも『すい腺房細胞がん』という非常に珍しいがんです。ただでさえ30代ですい臓がんは珍しいらしいんですけど、さらにもっと珍しい腺房細胞がん。お医者さんもこんなことがあるんだと言うくらい珍しいそうです」「発症率は0.4%、さらに30代前半での発症はレア中のレア」と告白した。

さらに12日に投稿された動画では「鎖骨付近に転移が見られました。手術が今の時点では、やってもちょっと意味がないかなという結果でした。がんのステージは4ということでした」と明らかに。

こうへいは「このまま何もしなければ、あと4カ月。標準治療を進めて、抗がん剤で延命していったとして、長くて2年というお話をいただきました。ただ、お医者さんに何年と言われても、その何倍も生きている人がたくさんいるので、僕は余命宣告だとは思っていません。今は治療方法を検討している段階です」と語った。

また、多額の医療費が必要なため、今後はクラウドファンディングを実施すると発表。2人の衝撃的な告白が話題になり、動画は現在までに300万回以上再生されている。

果敢にがんに立ち向かう2人にエール

「こうへいは『可能性が自分の目の前にあって、それで大事な人が助かるかもしれないなら、絶対に僕はやるべきだと思っているので。どんな批判を受けようともやっぱりクラファンをさせていただきます。僕はみずきに生きていてほしいし、皆さんの数の力で応援してくれたら』と力をこめました。すい臓がんは発見しづらく、見つかった時点では手遅れになっているケースが多いため、今のところ2人のクラファンには、好意的な声の方が圧倒的になっています」(ネットニュースサイト編集者)

実際に、ネット上では

《より厳しい現実と、それをものともしない彼女の前向きな闘いの姿勢が際立って見て取れた。どんなことになろうと応援してます!》
《結婚前に非常につらいでしょうが治療がうまくいくことと、今後も素晴らしき旅が再開できることを祈っています》
《みずきさんだけでなく、こうへいさん、周りの方もとてもお辛いと思いますなかなかYouTubeの更新出来なくても、待ってますよ。元気になれるように祈ります》

などと、エールが相次いでいる。

動画ではこれまで多くの〝投げ銭〟が送られているが、そのうち30%は手数料としてYouTubeに渡ってしまうため、2人はクラファンで「直接募金してほしい」と訴えている。

すい臓がんといえば、日本テレビの菅谷大介アナウンサーも闘病中だと公表している。菅谷アナは働きながらの闘病を目標に掲げており、「仕事も家庭も今できることをしっかりやる」と宣言。11日放送の『深層NEWS』(BS日テレ)では、菅谷アナの特集が組まれ、注目を集めていた。

がんは早期発見が大切だと言われている。自分は大丈夫だと思わずに、定期健診も心掛けていきたいところだ。

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