『いいとも』末期の元レギュラーが“謎のオーディション”を告白「方式が独特」

タモリ 

タモリ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

お笑いコンビ『アルコ&ピース』と『ウエストランド』が、2014年まで放送されていた国民的お昼の番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーを掴み取った異例の大金星について、自ら真相を明かした。

「現在はプチブレークしている2組ですが、今より遥かに知名度がない2013年に『いいとも!』レギュラーに就任。『パンサー』を含めた3組で週替わりのレギュラーという形ですが、無名コンビの人気番組起用に誰もが首を傾げました。『ウエストランド』でグーグル検索すると、今なお『いいとも なぜ』と関連ワードに出てくる始末です」(お笑い事情通)

こんな起用をするから「いいとも」が打ち切られたのではと思いたくなるほど、当事は不可解だった。そして今なお謎が残るこの真相を、2組は自らの口で語ったのである。

語られたのは、11月12日にアップされた『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の公式YouTube動画。2組はここでラジオ形式の対談を行い、「いいとも」について振り返る。

検索ワードで「ウエストランド 井口 嫌い」と出てくるほど嫌われている井口浩之は、「ちゃんと話したことないなと思って」と語り、「アルピー」平子祐希も「謎のオーディションを受けてね」と回顧。

井口も「僕らなんかペーペー中のペーペーで、(『爆笑問題』の)バーターだなんて言われたけど」と、オーディションで勝ち得たことを明かした。

無名でもレギュラーを掴み取れた理由

平子は「相当数の芸人を見てる」「方式が独特で、地下でオーディションやるって情報だけで、一切情報が遮断された」「(オーディションを終えた芸人とは)すれ違わないようになってる」など、その独自性・閉鎖性を説明。会場に入ると、ADが「タモリ」「爆笑問題」などと書かれた出演者のゼッケンを付けており、当時のゲームコーナーのロールプレイをしたと振り返った。

ここでの面白さが認められてレギュラーになった2組だが、「ADだからできるに決まってる。タモさんにはできるわけない」と、予行演習と本番の違いを口に。念願のレギュラーだったが、「いいとも」はスターが出る番組であり、自身らにまだ早いことは本人たちも感じていたという。

こうして続々と明るみになる秘話に、コメント欄は

《ウエストランド売れて欲しい》
《初めて聞いたオーディション話!》
《しょっぱなの呼ばれた理由話すところ死ぬほどスベってて好き》
《いいともの晩年は、いろんなスターが出たりと、迷走してたからね》
《当時ウエストランドもアルピーも売れてはいなかったけど、かなりの強運を持っていたのは確かだな》

といった声に包まれた。

あれから10年が経とうとしているが、いつまで売れそうで売れないでいるのか…。

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