『チェンソーマン』が触れてはいけない作品に? 炎上連発で吹き荒れる逆風

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社) 画像:まいじつ

現在放送中のアニメに〝覇権〟との呼び声も多い注目作品『チェンソーマン』と、人気ゲームアプリ『モンスターストライク』がコラボ。ゲーム内で聞ける主人公・デンジの演技が好評を集めているが、作品には逆風が吹き荒れているようだ。

11月1日から始まったコラボでは、コラボキャラクターとして「チェンソーマン」の主要キャラ5体が期間限定で登場。さらに、コラボクエストなども楽しめる。

「モンスト」内に登場するキャラはアニメ版と同じ声優。デンジ役の新人声優・戸谷菊之介の演技が好評で、ユーザーからは

《モンストデンジの声、爽快感があって何度も聞いてられる。がなり声なんだけど、耳障りでは無い感じ》
《アニメは漫画読んでた時の脳内声と全く違って違和感しかなかったが、モンスト版だとかなり違和感減ってる》
《「ギャハハハハハ!!!!!」のモンストデンジが解釈一致過ぎてなぁ》
《声優さん棒演技だって誤解されそうだったから、モンスト運営素直にサンキューな》
《マジでコラボしてくれてありがとう。声優人生が過小評価されて終わったかもしれないと思うと震えるわ》

といった声が上がっている。戸谷の実力が認められた形だが、なぜこのような事態になったのだろうか。

がんばれチェンソーマン…

「『週刊少年ジャンプ』に掲載されていた『チェンソーマン』の原作漫画は非常に人気が高く、アニメ放送前は〝約束された神作品〟だと期待されていました。しかし、第1話は漫画のキメ画を引きで撮る演出が大不評。また、声優陣も声の抑揚が抑えられていました。この演技は監督の指示だったようで、ネット上でその事実が拡散されると、監督に批判が集まりました」(アニメライター)

「モンスト」コラボ自体は好評のようだが、思わぬところで物議を醸していた。

「『モンスト』公式ツイッターは10日、超究極クエスト『日本刀 VS チェンソー』を発表。人気の敵キャラ〝サムライソード〟が登場すると明かしました。しかし、サムライソードはアニメ未登場のキャラ。原作ファンにはお馴染みですが、アニメ派のファンは『ネタバレするな!』とお怒りのようです。さらに17日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で『チェンソーマン芸人』の放送が決定すると、他作品のファンから『鬼滅芸人もまだなのに』『呪術芸人は?』といった声が飛び交い、やはり物議を醸していました」(同・ライター)

反発の声が多いということは、それだけ期待値や注目度が高く、ファンが多いということ。原作漫画は間違いなく名作なので、その取り扱い方に注意が必要だったようだ。

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