女優の菊池桃子が、11月15日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に出演。〝黒歴史〟に言及し、視聴者がザワついている。
この日の番組は、今世界が注目している、80年代のジャパニーズポップスの世界を特集。音楽プロデューサー・Night Tempoがスタジオに登場し、その世界を紹介した。
番組終盤、スペシャルゲストとして2人の元に菊池が現れ、「すみません、突然お邪魔しまして」と頭を下げた。
Night Tempoは「『ラ・ムー』のカセットテープにどうやって、いつサインもらうかっていうのを考えてました」と、菊池がかつて所属していたラ・ムーの曲が入ったカセットテープを菊池に差し出した。
ここで番組では、菊池の来歴を紹介。1984年のデビュー曲『青春のいじわる』のジャケットや『ザ・ベストテン』の出演時の映像も流れた。
1988年にラ・ムーを結成したことも伝え、当時の映像も公開。マツコ・デラックスは「衝撃的だったね…」とつぶやいた。
菊池桃子に『ラ・ムー』の話題を…
アイドル路線で売り出していた菊池だけに、R&Bの要素を取り入れたロックバンド、ラ・ムーの結成について一部メディアは「黒歴史」だったのではと評している。
スタジオでは、マツコが「すごいアイドルだったのに、それに挑戦させる。今だったら怖いというか、想像すらしないと思うのよ」と当時の心境を明かした。
マツコが「いまラ・ムーとか見たら画期的よ!」と続けると、菊池は「確かに」と同意し、「なんか遊び心が減ってきたのか、リスクを取らなくなってきたのか…」と日本の芸能界にもの申した。
だがマツコは「ラ・ムーは遊びすぎですけどね」とツッコミを入れている。
菊池は「新しい段階にいけることがうれしくて仕方なかった」と当時を振り返った。
視聴者は、菊池がラ・ムーの一員として活動した過去が黒歴史だとすっかり思い込んでいたもよう。菊池は前向きにバンドに取り組んでいたのか、と今さら驚いていた。
《ラ・ムーは菊池桃子さんにとって黒歴史のような…でも今ここで映像流しているから白歴史なのか?》
《菊池桃子さんにとって、ラ・ムーは黒歴史じゃなかったのか。ずっと禁句事項かと思ってた》
《菊池桃子可愛くて大好きだった。下敷きとかもってたよ。そして確かにラ・ムーには度肝を抜かれたw》
《ラ・ムーって、名前くらいしか知らなかったがなんか黒歴史的な扱いだと思ってた…》
《ラ・ムーそんなに前向きだったの》
《勝手にみんなラ・ムーが菊池桃子の中で黒歴史に決まってると思ってんの失礼すぎるw》
《ラ・ムーに関して桃子ちゃんが前向きだったのを知ることができてよかった》
芸能人には隠したい過去が多くあるが、菊池にはさほどないようだ。