福原遥への忖度?『舞いあがれ!』爆死の原因は“つまらないヒロイン”か…

福原遥 

福原遥 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・福原遥が主演を務めるNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が、大不評だった前作『ちむどんどん』よりもピンチな状況になっているという。

今回の朝ドラは、ものづくりの町・東大阪市で生まれた岩倉舞(福原)が、自然豊かな五島列島で見た「ばらもん凧」に衝撃を受け、空を駆ける夢を抱くというストーリー。

「炎上ドラマと化した『ちむどんどん』から一転して、登場人物がみんな優しい『舞いあがれ!』。朝ドラらしいほのぼのしたストーリーとも言えますが、逆にほのぼのしすぎて、ドラマとして全く面白くないという声もちらほらあがっています」(芸能記者)

実際、『舞いあがれ!』の視聴率は芳しくなく、ジリジリと下がり続けている。このままでは、2010年以降、最低を記録した『ちむどんどん』をも下回る勢いだ。

ネット上でも『舞いあがれ!』のストーリーに対して

《実際つまんないんだよなぁ。ちむどんみたいな不快さはないけど、なんか物足りない》
《てか全く話題に上がらん。良いことなのか悪いことなのか》
《スピンオフで久しぶりに「ちむどんどん」見たらなんか楽しかったんだよなぁ。「舞いあがれ」はちょっと真面目すぎて遊びが無いかもね》
《ちむどんどんはコメディとしてみたらまぁまぁ良かった。言われてるほどは酷くなかったと思う》
《確かにつまらん。つまらなさで言うと、おかモネ、べっぴんさんレベル。15分が辛い。ヒロインのキャラもおっとりしすぎで魅力が無い》
《ちむどんどんは一応見ていた母が、コレはつまらんと切ったくらいだからなー》

と言った感想が寄せられている。

福原遥のキャラまんまなヒロイン像…

「『舞いあがれ!』がつまらない原因は、良い子過ぎるヒロインにあるでしょう。あまりにも良い子過ぎるので、特に事件が起こらない。淡々と目の前の物事に取り組んでいるだけで〝ドラマ〟が起こらないのです。今までの朝ドラヒロインは、どこかワガママなところがあり、その都度、視聴者からワーワー言われながらもドラマを盛り上げてきました」(同・記者)

一体、なぜ『舞いあがれ!』はこのようなヒロイン像になってしまったのか…。

「『ちむどんどん』に限らず、近年の朝ドラヒロインは我の強さによって、かなり視聴者から嫌われてきました。永野芽郁、広瀬すず、杉咲花、清原果耶、上白石萌音など、そうそうたるメンツが、放送中は嫌われていましたね。そのため、今作のヒロインである福原も視聴者から嫌われてしまうと予測されていました。ところがふたを開けてみるとは、無味無臭で話題にすらならない状態に。好感度が非常に高い福原に気を遣って、NHKがマイルドにドラマを描いているのかもしれません」(同)

福原は〝まいんちゃん〟から脱却するためにも、一度クセの強いキャラを演じても良かったかもしれない…。

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