マツコ“流行りのJ-POP”に苦言も…「老害」「ただの思い出補正」の声

マツコ・デラックス 

マツコ・デラックス 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

芸能界のご意見番として、長きにわたって人気を博しているタレントのマツコ・デラックス。しかし11月15日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で飛び出した発言により、視聴者から「老害」などとバッシングされてしまっているようだ。

この番組は「80’s Japanese POPSの世界」をテーマに、世界でも注目を集める日本の80年代ソングを学んでいくことに。シティポップを世界に知らしめた韓国出身のDJ・Night Tempoをゲストに迎え、さまざまな楽曲を紹介していった。

そこで80年代の楽曲について、「音楽に対してめちゃくちゃ日本人って貪欲だった」と持論を展開するマツコ。

またNight Tempoが昔の日本の曲はイントロが大事であることを熱弁すると、マツコは「今の音楽をあまり聞かない理由の一つは、イントロも間奏もないじゃん」と彼の意見に賛同する。

そして「ラップが入ったりとかさ、メロディーが変わったりとかさ、変化はがんばって付けてるけど。ギターソロとか入ってないと、大して変わってないじゃん?」と見解を語り、「(昨今の曲が)なんか物足りないんだよね」と苦言を呈していた。

ついにマツコも“老害”認定?

また同日の番組には80年代にアイドルとして一世を風靡した後、突如ロックバンドのボーカリストに転身して世間を騒がせた菊池桃子も登場。

マツコは当時を振り返り、「あの頃の日本って、凄いアイドルだったのにそれに挑戦させる。今だったら怖いというか想像すらしないと思う」と過去を懐かしんで絶賛した。

現代のアーティストに対しては否定的な印象を受けるマツコの持論に、ネット上では、

《マツコの思考回路キツいわ…。テンプレ老害》
《自分が若い頃に聴いた曲が一番良い。影響されやすい時期に聴く曲が一番心に残るに決まってる》
《ただの思い出補正なのに、昔はよかった的な考えは老害でしょ》
《見ていて「そうかな?」と疑問に思ってた。今の音楽聞いてるのかな?》
《脳が歳をとって今の音楽を聴こうとしてないだけ》

などの厳しい意見が上がっている。

「批判的な声が目立っていましたが、マツコに賛同する同年代の人も多く、《80年代の音楽の素晴らしさを再確認。マツコさんその通りです。今の音楽は薄っぺらい》《80’sの日本の音楽は『レベルが高い』はその通りだと思います。マツコの『今の音楽が聴けない』も正直わかる》といった声が見受けられました。そもそも過去の楽曲が注目を集めているのは、最近の楽曲に魅力がないからなのかもしれませんね」(ネットニュース編集者)

新しいものを無条件で受け入れられなくなってしまうのは、老害と認定されても仕方ないかもしれない。しかし根拠を持って批判できるなら、それはまた違う話ではないだろうか。

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