ドラマ『ファーストペンギン!』クレーム殺到? 実話原作アピールで風評被害

奈緒 

奈緒 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

11月16日放送のドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の第7話が、風評被害を生んでしまったようだ。

同作は、人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)が、5歳の1人息子・進(石塚陸翔)を連れ、寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んでくるところから始まる。

そこで漁師の片岡洋(堤真一)と出会い、漁業の世界の改革に乗り出す。数多くのメディアでも取り上げられた坪内知佳氏の実話をもとに描く、リアルサクセスストーリーだ。

第7話では、片岡が経営する「さんし船団丸」に、3名の新人が加入。しかしどうやらその中の1人が、地元の有力者・辰海一郎太(泉谷しげる)の差し金で紛れ込んだ〝針〟らしい。

3名の新人は高齢者の漁師たちとトラブルを何度も起こしながらも、徐々に仕事を覚えていく。しかしそんな中、漁にでかけた先でトラブルが発生する。

突然命綱であるロープが切れたことで、船は傾き、非常事態に。船はなんとか転覆を免れたが、一同は身も心もボロボロ。

ベテラン漁師の山中篤(梶原善)は、「おめぇが仕返しにロープ切ったんじゃろ!」と新人の小森に殴りかかるのだった…。

「モデルになった漁協に名誉毀損とか…」

辰海の差し金によって、命の危機にさらされたと思われる漁師たち。これまでも片岡らは何度も嫌がらせを受けてきたが、ここまで危険な状況になったのは初めて。

これが〝実話〟を元にしているストーリーとあって、ネット上では

《これが実話って本当にびっくりなんだけど。一歩間違ったら命に関わってたのでは? そこまでやる?》
《これ本当にどこまでが実話なの? もしわざとロープ切れるようにしてたなら犯罪じゃない…やばすぎるでしょ。フィクションであってほしい》
《うーーん、どこまで実話かわからんけど、漁師さんがこのドラマ見てどう思うんだろ。 うーーん。うーーん》
《どこまでが実話かわからんけど、あんな人を殺そうとしたエピソード、モデルになった漁協に名誉毀損とか言われないのかな》
《実話を元にしてるんだろうけど脚色が強すぎるというか、漁師を馬鹿に書きすぎてて萎えてきてた》
《先週に続き嫌がらせのに程がある。イメージどんどん悪くなってるな》

といった声があがっている。

放送するたびに港町のイメージを悪化させている『ファーストペンギン!』。どこまでが実話なのか、一度説明をしておいたほうがよさそうだ。

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