『YOASOBI』歴代歌姫ランキング1位に疑問の声「集計方法がおかしい」

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ikura 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

11月17日に『歌のゴールデンヒット』(TBS系)が放送され、過去の名曲の数々をランキングにして紹介した。『YOASOBI』が1位になったが、視聴者はランキングの集計方法を疑問視している。

過去にもアーティストをランキング化して紹介してきた同特番はこの日、「歌姫」をテーマに取り上げた。

番組によると、1968年にオリコンの集計が始まってからデビューした歌姫は1万組以上だという。その上で、日本の音楽番組史上初めて、オリコンが54年分の膨大なデータを集計。

レコードやCDシングルの推定売上枚数、ダウンロード数、ストリーミング再生数をポイント化。データを基に「歴代歌姫 一番売れた歌Best100」を紹介するとした。

番組は100位の中森明菜に始まり、女性シンガー、グループをポイント数で順位付けして紹介。トップ10では8位にLiSA、5位に『NiziU』と最近のアーティストも顔を出した。

54年分の「歌姫ランキング」1位に

3位は安室奈美恵、2位は『DREAMS COME TRUE』(吉田美和)で、1位はYOASOBI(ikura)だった。

番組の説明によると、レコードやCDの売上枚数を1枚当たり1ポイント、2.5ダウンロード当たり1ポイント、ストリーミング再生は200再生で1ポイントを加算して今回のランキングが作られたという。

なお7位の宇多田ヒカル、4位の『globe』はダウンロード、ストリーミングともにポイントはゼロだった。

だが視聴者はこのランキングに違和感を抱いたようだ。YOASOBIが1位となったのはダウンロード数、ストリーミング再生数が重視されて押し上げられてしまった結果だと指摘。

昭和、平成の有名女性シンガーの存在をおざなりにしていると批判している。

《昭和にストリーミングとかないんだから、CDやレコードだけにしないと歴代にならないでしょ》
《集計方法に疑問ありなんだよなこれ ダウンロードど再生数がかなり有利なんじゃ無いか疑惑ある》
《ドリカム、安室奈美恵に申し訳ないわ》
《ランキング集計方法がおかしいです》
《CD1枚500円~1500円が1枚売れて1ポイント、ストリーミングは300再生で1ポイント うーん普通に集計方法変だなぁって思っちゃうなぁ》
《途中から見たから集計方法謎なんだけど…CDセールス以外0の人は何故? 期間の問題?》

YOASOBIは全く悪くないが、昭和、平成アーティストファンの気持ちを逆なでしてしまったようだ。

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