『紅白』出場歌手の“後ろ盾”に注目集まる「芸能事務所対抗合戦じゃねーか!」

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11月16日、大みそかに放送される『第73回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。近ごろ話題になっているアーティストが紅白への切符を掴んだのだが、やはりそのラインナップが「事務所の力を感じる…」と囁かれている。

今年の「紅白歌合戦」には紅組21組、白組21組の計42組のアーティストが出場する。白組には『Official髭男dism』や『King Gnu』といった人気ロックバンドをはじめ、鈴木雅之、福山雅治、星野源、郷ひろみらが参戦。

また初登場の『JO1』や『BE:FIRST』といったボーイズグループも名を連ね、ジャニーズ事務所からは『関ジャニ∞』、『KinKi Kids』、『King & Prince』、『SixTONES』、『Snow Man』、『なにわ男子』の計6組が出場する予定だ。

対する紅組は、韓国発のガールズグループ『IVE』や『TWICE』、『LE SSERAFIM』、『NiziU』が出場するほか、『乃木坂46』や『日向坂46』、『Perfume』といった日本のアイドルグループも勢ぞろい。

他にも、28年ぶりの出場となる俳優・篠原涼子、人気女性シンガーのあいみょんやAimerなど、バラエティーに富んだラインナップとなっている。

紅白出場は事務所によるロビー活動の成果?

しかし今回発表された出場歌手に対して、世間からは疑問を呈する声も…。ネット上では

《もはや芸能事務所対抗合戦じゃねーか!》
《紅白、ちょっと偏りがひどくない? 結局後ろ盾の宣伝力次第かと、ちょっと虚しくなった》
《紅白出場者をパッと見てると、やっぱりジャニーズが多い。昔ほどの力が無くなってきたジャニーズ事務所の力がまだ効いている》
《ルセラのさくらは紅白出れて、AKBの本田は紅白に出れないの辛い。事務所の強さが如実に出てる気がする…》
《IZ*ONEは紅白出たことないのに、IVEとルセラが出るとは…。やっぱ事務所の違い?》

などと疑う声が続出している。

「ロックバンドやアイドルグループ、大御所歌手など、一見幅広いジャンルのアーティストが選出されているように見えますが、出場歌手の所属事務所とレーベルを見てみると偏りがあるように感じられます。事務所でいえばジャニーズ事務所、アミューズ系列、ソニー系列の3社が圧倒的に多い印象。レーベルに関してはソニー系列、ユニバーサル系列が大半を占めている状態です。ただ今回NHKは出場者を発表する際に、アーティストの選考基準として『今年の活躍』『世論の支持』『番組の企画にふさわしいか』の3つを掲げていました。もし本当にその通りなのであれば、ジャニーズやソニーなど大手事務所のアーティストが選ばれるのは当たり前かもしれませんね」(芸能ライター)

やはり芸能界で勝ち残るには、強力な事務所やレーベルの力が必要不可欠なのだろう…。

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