クソ最終回で炎上も…実写版『東京リベンジャーズ』続編が期待されるワケ

北村匠海 

北村匠海 (C)まいじつ 

11月16日発売の『週刊少年マガジン』51号で、完結を迎えた人気漫画『東京卍リベンジャーズ』(以下:東リベ)。物語の幕引きに関しては酷評が飛び交っているが、なぜか実写映画の続編には期待の声が寄せられているようだ。

「東リべ」は世界累計6500万部以上を誇る、タイムリープヤンキー漫画。2021年7月には北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮といった豪華俳優陣で実写映画化され、興行収入45億円の大ヒットを記録した。

その続編となる映画『東京リベンジャーズ2』で描かれるのは、原作コミックス4~8巻にかけて繰り広げられた「血のハロウィン編」。

前後編の全二部作で構成されるそうで、前編『-運命-』は2023年のゴールデンウィーク、後編『-決戦-』は2023年夏に公開される予定だ。

終盤のトンデモ展開を知らない人が大多数?

シリーズ屈指の人気エピソードが実写化されるとあって、ファンの喜びもひとしおのよう。ネット上には

《来年は東リべ祭りですね! 復習してお待ちしています!》
《血のハロウィン編キター! 来年は2回も楽しめるなんて嬉しすぎる!》
《二部作の噂は本当だったんだ! 映画館行くのが楽しみだなー!》
《血のハロウィン編の実写化は楽しみすぎる! 来年が待ち遠しい》

など、大きな期待の声が相次いでいる。

「実写映画が期待される一方で、最終回を迎えた原作漫画の評価は地の底まで落ちました。最終回を目前に打ち切りを連想させるトンデモ展開が繰り広げられたため、酷評されているのです。ただ実写映画の続編が、ここまで期待されているところを見るに、原作の連載は追っておらず、映画とアニメしか観ていない層を上手く取り込んだのが成功の理由なのでしょう。彼ら・彼女らは漫画のストーリーには興味がなく、ただ〝キャラがカワイイ〟と持て囃した結果、原作漫画が悲惨な最後になったのかもしれません。いずれ単行本派もアニメ派も物語の結末を知ることになると思いますが、その時の反応が気になるところです」(漫画ライター)

来年公開される実写映画では、原作のトンデモ展開を忘れさせるような素晴らしい出来を期待したいところだ。

【あわせて読みたい】