『M-1グランプリ』ぶっちぎりの優勝候補!? 今、最も頂点に近いコンビは…

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11月17日、漫才師ナンバーワンを決める賞レース『M-1グランプリ』の準決勝に進む27組が発表された。

今年も年の瀬に決勝が開催されるが、〝本命優勝候補ナシ〟と言われている今大会は、大きな波乱が起こっているという。

準々決勝で敗退した主なコンビは、決勝常連の『見取り図』『インディアンス』や、昨年の決勝戦で大きなインパクトを残した『ランジャタイ』『モグライダー』など。

また、今年がラストイヤーで、お笑いファンから最も期待値が高かったカリスマコンビ『金属バット』も、まさかの準々決勝敗退となった。

「メンツだけ見れば『まさか!』という感じですが、準々決勝の出来を見ると、特にサプライズはありませんでしたよ。『見取り図』は日ごろの疲れからかグダグダ、『モグライダー』『ランジャタイ』は昨年の焼き直しなので、もうインパクトはない。『インディアンス』も早口なだけで、実際は何も面白いことを言っていない『キングコング』と同じ系統の漫才。昨年まで決勝戦に進出できていたことすら不思議でした。まあ、同じ系統の『ミキ』は準決勝に進出しましたけどね。『金属バット』は…その日の客とあわなかった」(お笑いライブ観戦オタク)

『オズワルド』『真空ジェシカ』よりも…

準々決勝で敗退した中から、一組が準決勝に復活進出できる「ワイルドカード企画」があるが、これは相当タフな人気投票になると予想される。

「人気投票でしか勝ち上がれないコンビはさて置き、今年の優勝候補は『ウエストランド』ともっぱらです。得意の卑屈漫才に社会性を取り入れて、かなり進化しています。準々決勝のウケはぶっちぎりでした。ハマりさえすれば、ぶっちぎり優勝もあり得そうですが、客層次第でドンズべりする可能性も…。『オズワルド』『真空ジェシカ』『男性ブランコ』は安定しているので、去年のような盛り上がらない決勝だった場合は、ぬるっと優勝するかも。『ヨネダ2000』はやたらと信者が礼賛していて怖い。『Aマッソ』状態です」(同・オタク)

なにはともあれ、あと1カ月で頂点が決まる…。

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