壱百満天原サロメ＝でびでび・でびる説再浮上！ 今週のVTuber＆声優ニュースランキング （C）PIXTA
今週もVTuber＆声優界隈が、大きな注目を集めました。旬の話題をお届けする『まいじつエンタ』で、今週もっとも話題になったVTuber＆声優ニュースをご紹介します（11／17配信まで）。
1位 壱百満天原サロメ＝でびでび・でびる説に進展？“配信被り”をめぐってファンたちが大激論
2位 兎田ぺこらがVTuber通常ソロ配信記録を更新！『にじさんじ』サロメを超える13万同接
3位 『にじさんじ』郡道美玲の炎上が署名運動に発展！“尖った芸風”の代償は…
4位 『にじさんじ』生みの親による新たなVTuber始動！“ホロ以降”の時代を見据えた挑戦か
5位 ラブライブ声優・青山なぎさが売れっ子に！ 連続TV出演に「物語始まってる」
「サロメ＝でび説」決着かと思われたが…
今週もっとも話題になったのは『にじさんじ』所属の人気VTuber・壱百満天原サロメと、でびでび・でびるにまつわる記事でした。
以前から同一人物疑惑が浮上していた2人。“中の人”をめぐるタブーとも言える話題だが、先日あらためてファンたちの間で議論が再燃しています。
サロメは今年5月にデビューした、「本当のお嬢様に憧れる一般女性」という設定のVTuber。その一方で、“でび様”ことでびるはすでに4周年を超える活動歴の長さで、マスコットキャラのような見た目の「異世界の悪魔」として愛されています。
普通に見れば全く似ていないのですが、ごく一部ではひそかに同一人物ではないかという考察が。彼らの間では、「くしゃみの音が似ている」「手描きの絵や字が似ている」「漢字や慣用句の言い間違いが似ている」「喉の不調の時期が重なっていた」といった根拠がよく挙げられていました。
しかしその一方、でびるが得意なゲームがサロメは苦手だったり、でびるは酒好きなのにサロメの胃カメラ画像は綺麗だったりと、矛盾した点も。議論は平行線を辿っていたと言えます。
とはいえ、どれだけ疑惑があろうとも、2人が同じ時間に配信を行えば、同一人物説が完全否定されることは確実。これまではその機会がなかったものの、11月9日にとうとう配信が被ろうとしていました…。
この日にはサロメが24時から『ダンガンロンパ』配信を行う予定で、22時からでびるがTPPGのコラボ配信を行うことになっていました。TPPGは1、2時間では終わらないため、普通に配信していれば被っていた可能性は高いです。
しかし直前になり、サロメがリアルタイム配信ではなく、あらかじめ収録した動画の投稿へとスケジュールを変更。また、でびるが参加予定だったTRPG配信も諸般の事情により延期となりました。
たんなる偶然だと思うのですが、同一人物であることを信じてやまない人々にとっては、被り回避が強力な根拠となったようです。もし同一人物であることを隠すなら、そもそも被りそうな予定を立てるはずがない気もしますが…。
すべてはファンの憶測であり、傍から見れば考えすぎだと言いたくなる説も少なくありません。それだけ2人のVTuberが愛されている…ということでしょうか。
続いては、『ホロライブ』所属・兎田ぺこらにまつわる話題です。
ソロ配信における“歴代トップ”を更新？
兎田ぺこらによる“ガチャ配信”が、VTuberの歴史に残るほどの同時接続者数に到達したことが話題に。活動3周年を迎えてますます人気が高まっている印象ですが、一体その秘訣はどこにあるのでしょうか。
今回話題になったのは、11月6日に行われた、『Fate/Grand Order』のピックアップガチャを引く配信。お目当てはモルガンというピックアップ対象キャラで、兎田ぺこらは同キャラを引くためにこれまでガチャを我慢してきたのだといいます。
この配信の中で兎田ぺこらは、まず貯めに貯めた“無料石”で280連分のガチャを回し、モルガン1体を獲得。しかし彼女は1凸からあわよくば4凸までを狙っていたため、複数引くために追加で課金することに。結局、2回目の課金でもう1枚モルガンを引き当て、合計約2万円を費やしてフィニッシュを迎えました。
彼女の勇姿に、視聴者たちは大盛り上がり。この配信は同時接続者数、約13万4,600人という圧倒的な数字を叩き出したのです。
これまでVTuberの通常ソロ配信における最高同接は、『にじさんじ』壱百満天原サロメが『バイオハザード7』実況で記録した約12万7,600人だと言われていました。つまり兎田ぺこらが今回ガチャ配信で叩き出した数字は、VTuberの通常ソロ配信における“歴代トップ”を塗り替えたことになります。
なお、これほどの数字が出た理由としては、「Fateというコンテンツ自体をものにしている」との意見も。兎田ぺこらは最近「FGO」を始めたばかりですが、『Fate/Zero』などのアニメ作品を同時視聴配信という形で履修するなど、「Fate」シリーズに対する真摯な姿勢を見せてきたからです。
たんに数字のためにガチャ配信でコンテンツを使い捨てるのではなく、「Fate」シリーズを楽しんでいることがファンに伝わったからこそ、これほどの数字に到達できたのかもしれません。
ちなみに同日には、「ホロライブ」のVTuberたちが多数参加する大型コラボ『ホロライブ運動会2022』も行われたのですが、こちらの最高同接は9万4,200ほど。ソロ配信である兎田ぺこらには及ばない結果となりました。
よく「箱企画が弱い」と言われがちな「ホロライブ」ですが、いつか箱企画でも「にじさんじ」を超える日は来るといいのですが…。
果たして、来週はどのVTuber＆声優が話題になるのでしょうか。
【画像】
Koldunova / PIXTA