秋ドラマ女性人気No.1は『silent』に? 男性人気は真逆な作風の…

川口春奈 目黒蓮 

川口春奈 目黒蓮 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

秋ドラマが後半に突入し、ますます盛り上がりを見せている。今期のドラマは、男性人気・女性人気のドラマが真っ二つに割れているようだ。

まず、女性人気ナンバーワンのドラマは、川口春奈主演の『silent』(フジテレビ系)。耳が聞こえなくなってしまった、初恋かつ元カレのイケメン(『Snow Man』目黒蓮)と8年ぶりに再会し、絆を深めていくストーリーだ。

「『silent』のいいところは、男性陣全員腰が低くて柔らかく、決して女性を傷つけないところでしょう。自然っぽく聞こえる会話シーンや、名言風の台詞が特に好評を博しています。緩やかで淡々と進んでいくストーリーも、まるで小説を読んでいるかのよう。おしゃれな演出の数々も、女性心をくすぐるポイントです。男性ウケも悪いわけではないですが、男性側のキャラ設定があまりにも女性の理想像過ぎるうえ、ヒロインの行動が浮気にしか見えないといった点で、賛否が分かれているようです」(芸能記者)

女性ウケから男性ウケに変わった『城塚翡翠』

そして男性人気のナンバーワンが、清原果耶主演の『invert 城塚翡翠 倒叙集』(日本テレビ系)だという。

『invert 城塚翡翠 倒叙集』は、今年10月に放送された『霊媒探偵・城塚翡翠』(同系)の続編。『霊媒探偵・城塚翡翠』が全5話で完結し、同じ主人公の『invert 城塚翡翠 倒叙集』が直後にスタート。

そして、『invert 城塚翡翠 倒叙集』になってから、男性人気が爆上がりしたという。

「『霊媒探偵・城塚翡翠』での清原は、弱々しくて儚げな雰囲気を持っていました。しかし本性を現した『invert 城塚翡翠 倒叙集』での清原は、アニメチックなドS言動で相手をコテンパンにする。また、相棒の小芝風花とイチャイチャしており、この設定が男性に大ウケ。一気に人気があがりました。しかしその反面、『霊媒探偵・城塚翡翠』で瀬戸康史と清原の恋愛模様を楽しんでいた女性たちは不満げ。清原のアニメ的な台詞も評判がよくありません」(同・記者)

稀に見る不作だった夏ドラマに比べると、秋ドラマはかなり豊作のようだ。

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