本田翼『君の花になる』は歴史的失敗作? SNSも盛り上がらず大惨事に…

本田翼 高橋文哉 

本田翼 高橋文哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

クソドラマとして名高い、本田翼の主演ドラマ『君の花になる』(TBS系)。

序盤は、本田の演技や中学生が書いたような脚本と演出が、悪い意味で大きな話題になっていたが、今はそれすら話題にならず。ただの空気と化し、一番悲惨な結果を迎えたようだ。

主人公の仲町あす花(本田)は、とある理由で高校教師を退職した後、求人の条件に釣られて7人組ボーイズグループ『8LOOM(ブルーム)』の住み込み寮母に。そこで、かつての教え子・佐神弾(高橋文哉)に再会する。

弾はストイックなアイドルだが、寮母であるあす花にガンガンアタックを仕掛け、あす花もその気になるという地獄のような展開を繰り広げるドラマだ。

「視聴率は下がり続け、TBS火曜ドラマの7年ぶりワースト更新が確実となっています。豊作と言われている今期のドラマの中で圧倒的に評判が悪いのですが、序盤は逆にそこが注目を浴びていました。しかし中盤に差し掛かると、もはやツイッターでも大して話題にならず…。クソドラマが大好物なネット掲示板ですら過疎状態。ツッコむことにすら飽きたようです」(芸能記者)

「ネタドラマとしてすら機能していない」

問題は、同じことの繰り返し、そしてテンプレすぎてつまらない脚本にあるという。

「現実離れしているとか、破綻しているとか、そんなこと以前に、ストーリーがシンプルにつまらないのです。最近のクソドラマは、江口のりこ主演の『SUPER RICH』、広瀬アリス主演の『恋なんて、本気でやってどうするの?』(ともにフジテレビ系)、石原さとみと綾野剛のW主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)などがありましたが、どれもツッコミがいのあるトンデモ展開だったため、それなりにネットが盛り上がっていました」(同・記者)

そのため、視聴者からは《ネタドラマとしてすら機能していない》という辛辣な声があがっている。

実際、民放公式テレビ配信サービス『TVer(ティーバー)』のお気に入り登録者数にも「君の花になる」の不評ぶりは表れており、今期の民放プライム帯ドラマの中でワースト2位。シンプルに人気がないことがうかがえる。

話題性だけがウリの同作でこの結果とは、歴史に残る大失敗と言えるだろう。

【あわせて読みたい】