「干されたら看護師になる」一般職をバカにして炎上した女性芸能人たち

石原さとみ 

石原さとみ (C)まいじつ 

ギャルタレント枠でありながら、素直で出しゃばらない性格が大人気の生見愛瑠(めるる)。

しかし、11月21日に放送された『月曜の蛙、大海を知る。』(TBS系)で、一般人の仕事を軽んじる発言をしてしまった。

番組内で、MCの指原莉乃から「今後、自分の実力を試したい世界は?」と話を振られためるる。

若くして芸能界に入っている彼女は、アルバイト経験がないらしく、レジ打ちをしてみたいと明かす。

その理由は「喋らなくていい仕事がしたいから」とのこと。番組内では、芸能人でありながら「喋らない仕事」に憧れるめるるの天然ぶりが笑いになったが、視聴者はこの発言を問題視した。

ネット民たちは

《レジ打ちすごくしゃべるけど…》
《レジの仕事知らんのかなぁ。めっちゃ喋るよ》
《レジ打ちは店で一番お客さんと話さないといけない》
《仕事知らないとかいうレベルじゃない気がする。レジの人が接客してる姿見てて、しゃべらない仕事って言えるって別世界に住んでるの?》

とマジギレ。芸能人様に庶民の仕事をバカにされたと感じてしまったようだ。

「そこまで怒ること?」と思ってしまうが、芸能人が庶民の仕事に軽々しく触れ、炎上したケースはいくつもある。

「裏方ってこともしっかりわきまえて」

代表的なのは、2015年6月放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)での、俳優・広瀬すずの発言だろう。

彼女は照明や音声スタッフについて「どうして生まれてから大人になったときに、照明さんになろうと思ったんだろう?」「何で自分の人生を、女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?」「大人になって年齢を重ねるとともに、本当に声を録るだけでいいの?」などとコメントした。

これが裏方のスタッフをバカにしているとして大炎上。広瀬が謝罪コメントを出す騒動にまで発展した。

モデルの滝沢カレンも広瀬と同様に、裏方をバカにする失言をした。

17年11月放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)で、滝沢が舞妓を支える職人たちに密着したときだった。

滝沢は帯職人を、独自の四字熟語「裏方愉快」と表現。その意味を「裏方なのに愉快な人っていたんだっていうことで」「いつまでもその愉快を忘れないでほしいし、でも裏方ってこともしっかりわきまえて、これからも頑張ってほしいな」と説明したところ、〝裏方だとわきまえろとは何事だ〟と炎上したのだ。

他にも俳優の石原さとみは、「もし芸能界で干されたら看護師になる」と発言して大炎上したことがある。

不祥事を起こした芸能人は看護・介護職を罰ゲーム扱いすることも多く、発言する度に物議を醸している。そのため、好感度の高い石原も例外ではなかったようだ。

芸能人様たちにはやはり、潜在的な選民意識があるのだろうか。

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