菅田将暉が大河ドラマに出演できた理由…まさかの経緯に驚き「スゴすぎる」

菅田将暉 

菅田将暉 (C)まいじつ 

映画監督の三谷幸喜氏が、11月27日放送の教養バラエティー番組『日曜日の初耳学』(TBS系)にVTR出演。

自身が監督を務めたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の裏話として、源義経役に俳優の菅田将暉を起用したきっかけを明かした。

菅田が演じた義経は戦を渇望し、勝つためには手段を選ばない残忍性を持ちながら、普段は無邪気な振舞いをする二面性が、ネット上で「新しい義経像」「サイコパス」など話題を呼んでいた。

菅田の演技について、三谷氏は9月11日に放送された同番組で「完璧ですね。素晴らしかったです」と絶賛。こういう風に演じてほしいなという思いで書いた台本を「120%で演じてくれた」と話した。

そんな相性ばっちりの2人だが、出会いは意外なものだった。27日放送の「初耳学」では未公開トークとして菅田との出会いが語られた。

初めて起用する俳優とは、実際に会ったり話をしたりしてから「『この人にはこんなことをやってほしい』『こんなセリフを言ってほしい』をイメージして脚本を書く」という三谷氏。

菅田との初対面は、「日本アカデミー賞」の授賞式のときに偶然〝連れション〟したことだったそう。

「あの連れションの時に、僕は頭の中で義経を完成させた。どこを見た、とかそういうんじゃないです。全体像を…」とまさかの場所のやりとりで、イメージを掴んだことを明かした。

三谷幸喜監督の徹底的な脚本のこだわり

「三谷監督の脚本法は、業界用語で『当て書き』と呼ばれる珍しくないスタイルですが、そのこだわりがすさまじいんです。1994年放送のラジオドラマ『笑(わらい)の大学』では、舞台化・映画化するにあたって、それぞれの役者に合わせてイチから書き直したという逸話が残っています」(芸能ライター)

連れションで義経をイメージしたというまさかの事実に、視聴者からは

《三谷さんアカデミー賞の会場で菅田将暉と偶然連れションした1回だけで義経像作り上げたのスゴすぎるw》
《あの九郎のコミカルセリフをやらせたいと思ったのが、日本アカデミー賞で連れションした時に決まっていたとは》
《「そんなシチュエーションで出来た義経に泣かされるとは…」と思いました》
《連れしょんで義経を完成。三谷さん流石です》
《三谷さん、トイレで会っただけの菅田将暉のことを語るのはいいんだけど、連れション連呼し過ぎw》

などと感心する声が多くあがっている。

鬼才・三谷幸喜に、一瞬でインスピレーションをわかせる菅田も、ただ者ではないということだろう…。

【あわせて読みたい】