『鬼滅の刃』バブル終了! LiSAの2年ぶり新アルバム売上が半分以下に…

LiSA 

LiSA 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

アニソン歌手・LiSAによる、約2年ぶりとなる6枚目のオリジナルフルアルバム『LANDER』が11月16日に発売された。

一般知名度もある話題曲が多数収録されているにもかかわらず、売り上げはイマイチ振るわないようだ。

「LANDER」に収録されているのは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『炎』や『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の主題歌『往け』など、豪華タイアップ曲を多数含む全14曲。

アニメ主題歌だけでなく、テレビ朝日系の「FIFA ワールドカップ カタール 2022」テーマソング『一斉ノ喝采』なども収録しているものの、アルバムの売り上げはイマイチのようだ。

オリコンが発表した28日付の週間アルバムランキング(11月14日~11月20日))では初登場3位にランクインしているが、推定売上枚数は2万6500枚ほどだった。

「LiSAといえばアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマ『紅蓮華』で一躍時の人となり、その後も『炎』や『明け星』などで人気を博しました。人気絶頂の2020年にリリースしたシングル曲『炎』は、オリコンの『週間シングルランキング』で初登場第1位を獲得。発売初週には、6万8000枚の売り上げを記録しています。また同日に発売されたアルバム『LEO-NiNE』も初週6万6000枚を記録し、令和初のシングル&アルバム同時1位を獲得しました。当時の人気と比べると、今回のアルバム売り上げは半分以下に減少しています」(音楽ライター)

鬼滅ブーム終焉でLiSA大ピンチ?

また、3年連続で出場していた『NHK紅白歌合戦』の出場も逃してしまったLiSA。2020年から続いていた〝鬼滅バブル〟の終焉が近づいていることに、ネット民も気がついているようで、SNS上では

《一斉ノ喝采で紅白出るかと思ったんだけどな…》
《鬼滅の歌手枠にはAimerがいるから、LiSAはもう出る枠がない…》
《LiSAはもうアニメ以外売れないやろ》
《Aimerさん出場でLiSAさん出ないって時代の移り変わりが早すぎる》

といった声が多く見受けられる。

「LiSAのメディア露出が激減したのは、2021年7月に夫である声優・鈴木達央の不貞行為が明らかになった頃から。LiSAはすぐに復活したものの、一部の活動を休止していました。さらに、同年12月より放送されたアニメ『鬼滅の刃』遊郭編の主題歌は、LiSAと同じ事務所ソニー・ミュージックレーベルズに所属するAimerへとバトンが引き継がれました。LiSAといえば鬼滅、と言われていた時代はもう終わりを迎えたのかもしれません」(同・ライター)

「鬼滅の刃」という後ろ盾を失ったLiSAは、歌手として再起できるのだろうか…。

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