米津玄師の“生歌ライブ”に愕然「ほんとに生歌?」「申し訳ないけど…」

米津玄師 

米津玄師 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

11月22日に、アーティストの米津玄師が公式YouTubeチャンネルにアップロードした動画が、音楽好きをうならせている。

米津がアップしたのは『Kenshi Yonezu – KICK BACK(Live with Daiki Tsuneta)”Chainsaw Man” OP』と題した動画だ。

動画内で披露するのは、超エリート一族の風雲児『King Gnu』常田大希とのコラボで話題になった楽曲『KICK BACK』のライブ映像。

眩しい赤のバックライトは、まるで共産党革命がごとく、会場を真っ赤に染めていく。演出による効果はまずまずといったところで、米津は歌唱に入っていった。

米津玄師=和製スーザン・ボイル

エフェクトをかけて声を加工した部分、音についていけず、やや濁声になる部分など、地の歌唱力ではフォローしきれない点もあった米津。だが、生バンドで生歌ということを考えると、かなり善戦と言っていいだろう。

これにネット上の自称・音楽通たちは、

《初期は歌下手だなって思って、最後にみた生歌が紅白のLemonで「あー丁寧に歌ってるな、変わったな」 今これ見たらだいぶ歌上手くなってる》
《ほんとに生歌か!?ってくらい歌うまくてスゴ》
《喉でMIXしてるのか??????》
《こんなに力抜けてるのに豊かに広がってく歌声は初めてかも》
《生歌でもこんなに完璧な音程なのね》
《申し訳ないけど、生歌こんな上手いと思ってなかった。ほへー》
《近年稀に見る才能の塊》
《ライブというものに苦手意識があった人のパフォーマンスとは思えないです》

などと大礼賛。そのとんでもないハイトーンボイスで、和製スーザン・ボイルの名をほしいままにしたのだった。

「顔を出したくない」という信念を一転させる柔軟性、アーティスティックながらダンスも行う二面性、モデルのようなファッションインスタ投稿…。

かつてニーチェが唱えた〝超人〟とは、なんでも出来る米津のことだったのか。

【あわせて読みたい】