12月26日にドラマ『黒い十人の秋山』(テレビ東京系)が放送された。視聴者はあくの強いキャラクターを見事に演じ分けるお笑いトリオ『ロバート』の秋山竜次のすごさに感心。ドラマ開始当初はコメディータッチのドラマかと思わせたが「謎解きを楽しむミステリードラマだった」と視聴者は一様に驚いている。
このドラマは、初の単独主演となる秋山が、ひとりで複数の役柄を演じている。演じたキャラクターは、トータルファッションアドバイザーをはじめ、美容整形外科医、オペラ歌手、美人秘書、ファッションモデル、外国人画家、サーファー、プロゴルファー、建設会社社長、猫を飼う男だった。
ドラマのストーリーは、捜査一課の刑事である桐島さなえ(仲里依紗)と部下の取手健(満島真之介)が離島のホテルにやって来るところから始まる。そのホテルには、さなえの従姉である桐島ケイ(堀内敬子)が働いていた。ケイから、オペラ歌手である冴島響一郎(秋山)からの招待だと聞いた桐島は大喜びする。一方、ホテルの別館には、HONJOホールディングス社長の本庄一朗(滝藤賢一)が宿泊していた。ケイの元に、本庄の美人秘書である戻川茜(秋山)が、言い争う音を聞き、社長の部屋を開けてほしいとやってくる。桐島たちが、部屋に入ると、本庄が殺されていた。容疑者は、別館に宿泊していた男女10名(全て秋山)だが、全員にアリバイがあった。
「ミステリードラマだったのか」と騒然
SNSではキャラクターを見事に演じ分ける秋山に対して《キャラが濃すぎて内容が入ってこない》、《十人十色の秋山が見られて面白い》、《秋山ファンにはたまらない》、《芸があまりにも見事》、《秋山が予想以上だった》などの投稿があり、視聴者はドラマの設定を好意的に捉えていたようだ。
また、ドラマの評価も良好で《狂気と面白さしかない》、《容疑者全員がロバート秋山で草》、《凄く面白い》、《何より本格ミステリーだった》、《結構な名作》、《ドラマとしても秋山のキャラとしても楽しめた》、《しっかりと推理ドラマになってた》、《ストーリー、オチ、ギャグも秀逸》、《この企画が通っていること自体が凄い》などと感想を寄せられていた。
この調子だと第2弾の放送もあるかもしれない。
【あわせて読みたい】