現在、第6期まで放送が続いている人気ジャンプアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)。11月26日、作中屈指の人気エピソード「爆豪勝己:ライジング」が満を持して放送されたのだが、思わぬ形で水を差されることになった。
特殊エンディングまで用意したのに…
6期・第9話(通算122話)にあたる「爆豪勝己:ライジング」は、爆豪勝己のヒーローとしての大きな転機を描いたエピソード。制作陣もよほど力を入れていたのか、今回のために特殊仕様のエンディング映像を用意し、ファンたちの涙腺をゆるませていた。
先ほど放送された
『僕のヒーローアカデミア』
6期第9話(通算122話)
「爆豪勝己:ライジング」が
Amazon Prime Video
Hulu
ytv MyDo! で配信がスタート!
他配信サービスも6期8話まで配信中。
TV、配信両方でお楽しみください!配信情報▼https://t.co/2DkMcLqDjU#heroaca_a #ヒロアカ pic.twitter.com/4LGGUHhchv
— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) November 26, 2022
ところがそんなエピソードが放送された直後、とんでもないニュースが報じられてしまう。EDテーマ『SKETCH』を担当していたシンガーソングライター・秋山黄色が、逮捕されていたことが明らかとなったのだ。
秋山は知人女性に対して暴行を行ったとして、11月23日に傷害の容疑で逮捕されていたとのこと。公式サイトも更新され、秋山が所属する『ソニー・ミュージックレーベルズ』名義で逮捕報道を認めていた。
爆豪ファンにとって待ちに待った“神回”が、まさかの逮捕報道とバッティングするという思わぬ事態に…。
SNS上では、《特殊ED、秋山黄色の逮捕報道のせいで台無しになってしまった》《許しがたい。何してくれたんだ》《ヒロアカと爆豪勝己:ライジングを汚した事マジで一生許さない》《運営とキャストがどれだけ想い込めていたかを想像すると残念どころじゃないんだが》《爆豪勝己ライジングと特殊EDが最高すぎて余韻に浸ってるところなのに水さされた》といった怨嗟の声が飛び交っている。
アニソンアーティストたちの素行
今回の騒動から、一部ではアニメ「ヒロアカ」の“闇”を掘り返そうとする人も。主題歌を担当したアーティストで、スキャンダラスな出来事があったのは、秋山だけではないのだ。
たとえば、5期第2クールのオープニングを手掛けた『MAN WITH A MISSION』。同バンドのベーシスト・Kamikaze Boyは、今年5月に『文春オンライン』で不倫報道があった。妻子ある身でありながら、20代後半の女性と不倫関係にあったとして、公式サイトでも謝罪文が掲載されている。
また、3期第1クールのオープニングを手掛けた『UVERworld』のボーカル・TAKUYA∞は、2006年12月に警察官とのトラブルがあり、公務執行妨害で逮捕されていた。とはいえ、こちらは事件後10年以上経ってからの主題歌抜擢なので、十分“禊”は済んでいたのだろう。
さらに最近のジャンプアニメ全般に話を広げるなら、『呪術廻戦』エンディング曲を担当した『ALI』の元メンバーも、詐欺事件の受け子になったとして逮捕されている。
もはやよくある話にすら見えてくるが、アーティストの破天荒な生きざまに振り回されるアニメ制作陣に同情せざるを得ない。
文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ