「初めからPKやれよ!」バカリズムが指摘していたサッカーの意味不明な風習

バカリズム 

バカリズム (C)まいじつ 

連日にわたる熱戦で、日本はもとより世界中で話題沸騰のサッカーワールドカップ・カタール大会。日本代表も一部の試合で国民に希望を与えたが、サッカーが好きではない人にとっては「なにがなんだか…」な状態だろう。

野球部出身のバカリズムは、かつて、サッカーという競技に対して〝揚げ足取り〟〝粗探し〟に他ならないイチャモンをつけていた。アンチサッカー派もサッカー好きも、彼の意見を聞くと、サッカー熱が過熱している現状をより楽しめるかもしれない。

時は6年前、乙武洋匡氏が妻を裏切って5人もの女性と不倫し、電通の新入社員が過労死した2016年にまでさかのぼる。

「この年の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で行われた『だから嫌いなんだ発表会』で、バカリズムはサッカーが嫌いな理由をプレゼン。いわく、理解できないことが多くて『入り込めない』そうで、『昔から謎な風習、疑問が多くある!』と語りました」(バラエティーライター)

最初に挙げたのは、〝散々やって決着つかないとPK合戦で決める〟で、「すでに違う競技でしょ! 初めからPKやれよ!」とツッコミ。

「相撲で例えるなら、決着つかないから腕相撲で決めるようなもん」「野球で言うなら野球拳で決めるようなもん」と論じていった。

「PKが謎なのはわかる」「ウロウロは草」

その後もバカリズムは、「選手がグランドに入ってくるときに子供を連れてくる。子供は全然嬉しそうじゃない! 連れてきたのにすぐ追い出す」「シュートを決めたあとにグランドをウロウロする。さらに味方も追いかけて来てウロウロする!」など、サッカーの慣習を揶揄しまくる。

挙句の果てには、「試合前に肩を組んで写真撮影する。そのくせみんな揺れている!」と、競技とは全く関係ない部分にまでイチャモンをつけ始めた。

そして、現在のワールドカップの盛り上がりにより、こうした暴言が再びネット上で話題に。

《ガキと手繋いで入場はマジで意味わからんよな。別にそれしたってサッカー好きにならんやろ》
《ウロウロは草。プロ野球のメンバー表交換も意味解らん》
《うろうろをいじるのはガチであかん》
《PK別競技わかるわ~。せやから野球のタイブレークもあんま好きちゃうねんな》
《PKが謎なのはわかる。野球で言ったらホームラン競争で試合の決着つけるってことやろ?》

といった声があがっている。

そんな意味不明さも含めて盛り上がるのが、スポーツなのではないだろうか。

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