本田翼『君の花になる』今期ドラマで最低視聴率に…名実ともにワーストへ

本田翼 高橋文哉 

本田翼 高橋文哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

史上稀に見る駄作と評されている本田翼主演のドラマ『君の花になる』(TBS系)。

11月29日放送の第7話では、ついに世帯平均視聴率が、今期の民放プライム帯ドラマの中でワーストに。評判・数字ともに紛れもなく、今期最低のクソドラマとなった。

同作の初回世帯平均視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。

『逃げるは恥だが役に立つ』や『義母と娘のブルース』、『恋はつづくよどこまでも』などの高視聴率ドラマを生み出してきた〝TBS火曜ドラマ〟枠としては、悪夢のようなスタートを切った。

だが同作はここからさらに数字を下げ続けて、あっという間に4%台まで下落。第6話は4.6%、第7話も4.6%で、目も当てられない状況になっている。

「今期ドラマの中でワースト視聴率をひた走っていたのは、『Hey!Say!JUMP』山田涼介主演の『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)。しかし、同作は11月30日放送回で4.7%を記録。なんと、同週の『君の花になる』を上回ったのです。これにより、『君の花になる』がワーストに躍り出ました」(芸能記者)

プロデューサーがやらかしたクソドラマ

いつもなら、ワースト争いではなく、トップ争いを繰り広げているTBS火曜ドラマ。一体何があったのか。

「完全に企画力が落ちています。率直に作り手のセンスがない。今期のフジテレビ系ドラマと比べると、大人と子ども並みに差があります。誰が悪いかと言うと、脚本家ではなくプロデューサー陣。脚本家の経歴を見ると、こんな駄作を生み出すとはとても思えない。民放ドラマなんて、プロデューサーが出した企画の言いなりに脚本家が書かされる場合が多いですから」(同・記者)

プロデューサーがやらかした失敗作と言えば、前クールの『テッパチ!』(フジテレビ系)や『ユニコーンに乗って』(TBS系)が思い出される。

「『テッパチ!』もプロデューサーが好き勝手企画を進め、その結果、あんなクソドラマになったようですからね。『ユニコーンに乗って』もプロデューサー先導で企画が進んだうえ、パクリ疑惑を暗に認めていました。対して、今期の覇権ドラマ『silent』(フジテレビ系)は、ある程度脚本家が好き勝手にやり、プロデューサーがそれをうまくまとめるというかたちをとっているようです。プロデューサーが自分色を出そうとすると、良いことがないってことでしょう」(同)

プロデューサーは作品が失敗しても大して批判を受けないが、矢面に立つ脚本家や俳優たちは大バッシングされる。

もう少し、真摯に作品に向き合ってほしいものだ。

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