スペイン戦は29時まで営業…売上ファーストなドミノピザに「スタッフ可哀想」

(C)Yalcin Sonat / Shutterstock

日本時間の12月2日朝4時から試合が開始された、ワールドカップカタール大会の日本対スペイン戦。早朝からの試合だったが『ドミノ・ピザ ジャパン』は営業時間の延長を発表し、ネット上では疑問の声が相次いでいた。

「ドミノ・ピザ」は〝絶対リアルタイムで応援したいファンを、アツアツのおいしいピザで全力サポート〟するため、12月1日に限り、全国23店舗で営業時間を29時(2日5時ラストオーダー)まで延長すると発表していた。

「『ドミノ・ピザ』は11月21日~27日まで、一品を購入すると、もう一品100円で注文できるキャンペーンを実施しており、日本代表戦の観戦者から注文が殺到していました。今回のスペイン戦でも注文が増加すると踏んで、営業時間の延長を発表したのでしょう」(ネットニュースライター)

しかしドイツ戦、コスタリカ戦の際には、一部の店舗でトラブルが続出。注文時間から1~2時間過ぎてもピザが届かない事態に見舞われていたのだ。

売上ファーストなドミノピザに疑問の声

代表戦当日のSNSには、

《AIが配達時間予測してて、注文を止めても反映されるのに最低1時間かかるドミノピザ。人もオーブンのキャパも超えてるって》
《予定時刻プラス2時間で到着しました。間に合わないなら、注文時点でわかる仕組みにしてほしいですよね…》
《今日バイトしてたんだけど、マジで崩壊してた。19時に一斉に注文入れるもんだから、ピザ作れないし電話出たら説教されるし割と鬱…》
《配達予定時間から1時間経っても来なくて、電話したら半泣きのスタッフさんが電話に出てくれた。配達時間はAIが管理してて、店舗から操作できない、まだ焼けてなくて何時になるか分からないって謝られたからキャンセルしちゃった》

といった不満が続出していた。

そんな中で営業時間の延長を発表したこともあり、従業員よりも売上ファーストな「ドミノ・ピザ」に

《配達もしてくれるってさ。従業員の皆さん可哀想…》
《当日勤務される方も、配達員さんも大変…》
《本部の人間と社長が不眠不休でやってくれや。クソ忙しい時こそクオリティ下がるから悪循環なんだよ》
《マジでどれだけ売り上げ伸ばせるかだけ意識して従業員のことなんも考えてないよね》
《台風でも休まず、無理なことさせて、怒る気にもなれないくらい可哀想。息子が大好きで頼んだけど、この前1時間待ったよ》
《何か違うでしょ! 普通は早く仕事を切り上げて、家でみんなで応援しようねってなるんじゃない? 従業員ファーストでいこうよ!》

など、同情の声が後を絶たない。

見事にスペイン代表を破った日本代表だが、29時まで働いていた従業員たちは素直に喜べたのだろうか。

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