猫ユーチューバー『もちまる日記』再び物議! 獣医師からの苦言も完全スルー

(C)Nils Jacobi / Shutterstock

猫の〝もちまる〟の可愛さで、登録者数を約200万人まで伸ばしているYouTubeチャンネル『もちまる日記』。猫の扱いでたびたび物議を醸してきたが、今度は動物病院でカメラを回し、猫好きだけでなく、獣医師からも苦言を呈されているようだ。

先日投稿された動画では、もちまるの主人である〝下僕〟が友人に頼まれ、もちまるの弟にあたる子猫の〝むぎまる〟を自宅で預かる旨を報告。ところがその後、むぎまるに発情期がきてしまったため、動物病院へ連れて行く動画が公開された。

当初は大人しくしていたむぎまるだったが、いざ採血という段階になると途端に大暴れ。大人2人が押さえつけるもどうにもならず、時間を置いて再チャレンジし、なんとか注射することに成功するのだった。

動画のコメント欄では

《動物病院ではむぎの飼い主の代理であることを説明した上で手続きをしています。もちろん飼い主とも毎日密に連絡を取り合い、話し合った上での決断です。発情期が出たままあと1週間ほど過ごさせるのは、むぎにとっても辛い思いをさせてしまうという考えから飼い主の帰りを待つよりも代理で病院に行くという選択をしました》

と説明されている。

ところがその様子を見た獣医師が、ツイッターで

《動物病院での治療は「エンタメ」ではありません。病院では動物は「何をされるか分からない不安」と常に戦っています。そんな時にご家族がすべきことは「カメラを回す」ことではなく「優しく声をかける」ことです。ましてそれを面白おかしくSNSのネタにすることは治療する獣医師として許し難いです》

と苦言を呈した。さらに

《皆様にお願いしたいのは自分の子の撮影ではなく、自分の子の「不安を少しでも取り除くお手伝い」です》

と暗に〝下僕〟を批判している。

むぎまるの手術後にも炎上加速

このコメントには共感の声が相次ぎ、

《獣医師の先生から発信して頂けるのは本当に有り難いです。病院で撮影はさすがにおかしいよ》
《家族が病院で診察してる所を撮影する気持ちがわからない。趣味で撮るっていうのだったら超絶悪趣味》
《獣医師さんからそのように見えるということは、相当ですね。猫を一体何だと思っているのか…》
《自分が苦しんでる時にカメラを向けられたら、どういう気持になるか。ちょっと考えたらわかるだろうに…》
《以前は好きで見てましたが、さすがに最近は見るに堪えない。批判や問題提起コメは削除とかも聞くし、どうしちゃったのかなぁ》

など、批判の声が上がっている。

しかし〝下僕〟はこうした声にも耳を傾けず、せっせと動画をアップし続けている。

4日に公開された動画は、退院したむぎまるが〝カップうどんの容器〟の底をくり抜いて作った手製のエリザベスカラーを身につける姿が公開された。

この様子に、別の獣医師は

《エリザベスカラーをカップうどんの容器で作るのはやめましょう。簡単に壊すし、破片を誤飲したら最悪開腹手術ですよ。動物病院でもらったものをつけてください》

と注意喚起している。

専門医の忠告もどこ吹く風の「もちまる日記」。むぎまるを預けた友人は何も思わないのだろうか。

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